- 議事録を毎回手入力するのが本当に面倒くさい…
- 有料AIツールを使わずに自動化できたらいいのに…
- Googleで完結する方法があるなら試してみたい…
会議のたびに議事録作成に時間を取られて、本来の業務が後回しになっていませんか。
この記事では、GoogleドキュメントとAIを組み合わせて議事録を無料で作る3ステップを、コピペで使えるプロンプトつきで解説します。
議事録作成をAIで楽にする前に知っておくこと
Googleドキュメントと無料AIを組み合わせれば、有料ツールなしでも議事録の自動化がかなりの部分まで実現できます。
Googleドキュメント+無料AIで何ができるのか
Googleドキュメントの音声入力とChatGPT(無料版)またはGeminiを組み合わせるだけで、ほぼゼロコストの議事録作成フローが完成します。専用の議事録ツールを契約しなくても、この2つを使い回すだけで実務に十分なレベルの議事録が作れます。
具体的な流れはシンプルです。会議中にGoogleドキュメントの音声入力を起動し、話された内容をそのままテキストとして記録します。会議が終わったら、そのテキストをコピーしてChatGPTまたはGeminiに貼り付け、「議事録として整形してください」と指示するだけです。
下記のプロンプトをそのまま使うと、箇条書き・決定事項・担当者の3点が整理された議事録が数秒で出力されます。
あなたはビジネス文書作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の音声文字起こしテキストを、読みやすい議事録に整形する
## 入力情報
・会議名:【例:週次営業MTG】
・日時:【例:2025年7月7日 10:00〜11:00】
・参加者:【例:田中、佐藤、鈴木】
・文字起こしテキスト:【ここに貼り付け】
## 出力形式
・冒頭に会議名・日時・参加者をまとめる
・話し合った内容を箇条書きで整理する
・決定事項と担当者・期限を別項目で明記する
・ですます調は使わず、体言止めで簡潔にまとめる- 音声入力でテキスト化
GoogleドキュメントとAIで議事録を作る3ステップ
実際の操作手順をSTEP形式で説明します。初めての方でも流れに沿って進めるだけで完成します。
STEP1:Googleドキュメントの音声入力で会議内容を記録する
Googleドキュメントを開き、画面上部の「ツール」メニューから「音声入力」を選択します。マイクのアイコンが表示されたらクリックするだけで、発言内容がリアルタイムでテキストに変換されます。
認識精度は完璧ではなく、固有名詞や専門用語は誤変換されることもあります。ただし、このあとAIに整形させる前提であれば、多少の誤りがあっても問題ありません。AIは文脈から正しい内容を補完しながら整理してくれます。
会議が終わったら、ドキュメント上に記録されたテキストをすべて選択してコピーしておきます。これが次のステップでAIに渡す「素材」になります。
STEP2:コピーしたテキストをAIに貼り付けて議事録に整形する
STEP1でコピーした文字起こしテキストを、ChatGPT(無料版)またはGeminiのチャット欄に以下のプロンプトと一緒に貼り付けます。AIが発言の羅列を整理し、日時・参加者・決定事項・次のアクションが揃った議事録の形に仕上げてくれます。
プロンプトの末尾に「===以下が文字起こしです===」と書いてから、コピーしたテキストをそのまま貼り付けてください。区切りを明示することで、AIがどこまでが指示でどこからが素材かを正確に判断します。
あなたはビジネス文書作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の文字起こしテキストを、社内で共有できる議事録に整形する
## 入力情報
・会議名:【会議名】
・開催日:【開催日】
・参加者:【参加者名】
・文字起こしテキスト:【以下に貼り付け】
## 出力形式
・冒頭に「会議名/日時/参加者」をまとめる
・「議題」「決定事項」「次のアクション(担当者・期限)」の3セクションで構成する
・箇条書きで読みやすく整理する
・発言者名の羅列はそのまま残さず、内容を要約する
・です・ます調で統一するSTEP3:出力された議事録を確認してGoogleドキュメントに貼り戻す
AIが出力した議事録は、そのまま使うのではなく、一度内容を見直してから使うのが基本です。確認すべき点は主に2つで、会議の事実と異なる内容がないか、人名・社名・製品名などの固有名詞が正しく表記されているかです。
音声認識や文字起こしの性質上、似た音の固有名詞は誤変換されやすいため、ここだけは目視で確認しておくと安心です。修正が終わったら、Googleドキュメントに全文を貼り付けて保存するだけで完了します。
共有はドキュメントのリンクをチャットやメールに貼るだけで済むため、ファイルを添付して送る手間もかかりません。議事録の作成から共有まで、すべてGoogleのサービス内で完結します。
そのまま使えるプロンプト集
状況に応じて2パターンのプロンプトを用意しました。どちらもコピペしてそのまま使えます。
基本の議事録整形プロンプト
会議の音声テキストや走り書きメモを、そのままChatGPTやGeminiに貼り付けるだけで議事録として整形できるプロンプトです。日時・参加者・決定事項・TODO・次回予定の5項目で出力されるため、整形後すぐに社内共有できます。
変数は【 】内を実際の内容に書き換えてください。音声テキストはそのまま「会議の発言録」欄に貼り付けるだけで構いません。
あなたはビジネス文書作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の発言録や音声テキストを、社内共有用の議事録に整形する
## 入力情報
・会議名:【例:週次営業MTG】
・開催日時:【例:2025年7月10日 10:00〜11:00】
・参加者:【例:田中、鈴木、佐藤】
・会議の発言録:【ここに音声テキストや走り書きメモを貼り付ける】
## 出力形式
・以下の5項目で出力する
1. 日時
2. 参加者
3. 決定事項(箇条書き)
4. TODO(担当者・期限つきで箇条書き)
5. 次回予定
・重複・フィラー(えー、あのー等)は削除する
・敬体(です・ます調)ではなく、体言止めで簡潔にまとめる
・出力は日本語のみ要点だけ抜き出したい場合のプロンプト
長い会議の記録から、決定事項とアクションアイテムだけを短くまとめたい場合に使うプロンプトです。上長への報告や社内チャットへの転記を想定しており、余分な発言ログを読む手間を省けます。
以下のプロンプトに会議テキストを貼り付けるだけで、報告にそのまま使える形式で出力されます。
あなたは議事録を整理するビジネスアシスタントのプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議テキストから決定事項とアクションアイテムだけを抜き出し、簡潔にまとめる
## 入力情報
・会議テキスト:【ここに会議の文字起こし・メモを貼り付ける】
・会議名:【例:週次MTG・営業定例など】
・開催日:【例:2025年7月10日】
## 出力形式
・「決定事項」と「アクションアイテム」の2ブロックに分けて出力する
・各項目は箇条書きで3〜5行以内にまとめる
・アクションアイテムは「担当者/期限/内容」の形式で書く
・発言者のやりとりや議論の経緯は含めない
・全体を200字以内に収める出力後は担当者名や期限が正しく反映されているかを確認してください。テキストの質が低い場合は、担当者欄が「未定」と出ることがあるため、その箇所だけ手動で補足すると完成度が上がります。
まとめ
今回はGoogleドキュメントと無料AIを組み合わせて議事録を作成する方法を解説しました。
- 音声入力で会議内容をそのまま文字起こしできる
- テキストをAIに貼り付けるだけで議事録に整形できる
- プロンプト次第で要点抽出など用途に合わせた出力が可能
議事録作成をさらに効率化したい方は、AI議事録ツールの比較記事もご覧ください。


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