という時に、あなたはどのような節約方法を考えますか?
- 少しでもお金を貯めるために昼食代を節約。
- 自販機はもったいないから水筒を持参。
- コンビニは高いから離れたスーパーまで買い物に行く。
サラリーマンの節約方法で検索をかけると上記のような節約術がよく紹介されています。
もちろんこうした節約も大切だとは思います。
ただ結構みなさん「節約=我慢」、「節約=辛いもの」と思って取り組んでいる方が多いように感じます。
この記事では、「本来節約するのに我慢は必要ないんですよ。」
「普段の生活に影響なく節約する方法はあるんですよ。」ということをお伝えしていきます。
読み終える頃にはどういったことから節約していけば我慢せずにお金が溜まりやすいかがわかりますよ!
サラリーマンが我慢せずに節約する方法
まず毎月かかる生活費として次のようなものがあげられます。
毎月の生活費
- 家賃
- 食費
- 水道光熱費
- 保険
- 通信費
- 交際費
- 医療費
- 小遣い
- その他(日用品やガソリン代、趣味娯楽費など)
そしてこうした家計の支出は大きく分けて2つに分けることができます。
それが固定費と変動費です。
固定費とは家賃や携帯電話の基本料金のように毎月必ず決まったお金が発生する費用のことです。
変動費とは食費や日用品、ガソリン代など毎月支払う金額が変動する費用のことをことです。
節約は変動費ではなく固定費から
節約を始めるとき、一般的に多くの人が変動費から減らそうとしがちです。
例えば、次のような感じです。
- エアコンを我慢して電気代を節約
- お風呂のお湯の量を減らしてガス代と水道代を節約
- 好きな食べ物を我慢して食費を節約
この例からもわかるように、変動費の節約って我慢することが多くて辛くなってしまいやすいんですよ。
先ほどもお伝えしたように、多くの人が変動費を節約しようとするから「節約=我慢」とか「節約=辛い」ってなってしまいます。
では固定費の節約ならどうでしょうか?
- 基本料金の安い電気会社に変えた。
- 基本料金の安い携帯会社に変えた。
- 保険を見直した。
料金の安い電気会社に乗り換えても電気自体は今までと同じように使えますよね?
この電気会社に変えるとエアコンがつかないから生活に困るとかいうことはありません。
格安SIMなどの携帯会社に乗り換えても、通話やメールはもちろんインターネットも同じように使えます。
保険を見直したからと言って今のあなたの生活が苦しくなることはありません。
このように固定費の場合は辛い思いをせずに節約できるケースが多いです。
節約すべき固定費とは?
当然ですが節約をするなら金額の大きなものを節約した方が効果は大きいです。
そして人生の高い買い物TOP3は次の3つです。
人生の高い買い物TOP3
- 家
- 保険
- 車
ということで家と車と保険を見直しましょう!
…といいたいところですが、この3つはすぐには行動に移しにくいですよね。
住居費を節約しようとすると賃貸の場合は家賃の安い物件に引っ越さなければいけません。
車の維持費を節約しようとすると車を買い替えるか、車を持たないようにしなければならないのでハードルが高い。
保険は今の生活に支障がないので動きやすいですが、少し知識を入れてからじゃないと節約できません。
…ということで、TOP3以外の固定費の中で金額が大きく簡単に節約できるのが通信費です。
step
1まずは通信費を節約
通信費の中で一番に見直すのがスマホのキャリアです。
もしあなたが携帯3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のいずれかを使っているのであれば、すぐにでも解約して格安SIMに移った方が長い目で見るとお得になります。
2019年の調査によると格安SIMを使っている人は約18%です。
3大キャリアから乗り換えるだけで約80%の人と差がつきます。
格安SIMによるスマホ代金の節約については参考記事でご紹介しているのでよければご覧ください。
参考スマホ代金を大幅節約!格安SIMの基礎からオススメまでわかりやすく解説!
step
2少しずつ保険を見直す
保険には医療保険や生命保険、車やバイクの損害保険などいろんな種類があります。
「保険に入っていれば安心」
「周りも入っているから自分も入っておこう」
…となんとなく保険に入っているって人は多いかと思います。
そもそも保険は本当に必要なのでしょうか?
そこも踏まえて見直していきましょう!
サラリーマンでも節税できる
税金についてはよくわからないというサラリーマンの方は多いのではないでしょうか?
実際私も副業を始めるまでは税金については無関心でした。
といいますか、サラリーマンであれば税金がよくわからなかったり、無関心なのは当然なんです。
だってサラリーマンは意図的に税金について無関心にさせられた挙句、他の稼ぎ方の人たちよりも税金をガッツリと取られる仕組みになっているからです。
参考記事:「サラリーマンが搾取されているのは会社だけではない!知っておきたいお金の話。」
しかし、少し知っておくだけでサラリーマンであっても税金を抑えて手元に残るお金を増やすことはできます。
これについても別記事で解説しようと思いますので、一緒に勉強していきましょう!
節約は我慢するものではない
冒頭の例に戻りますが、サラリーマンの節約方法には次のようなものがよく紹介されています。
- 少しでもお金を貯めるために昼食代を節約。
- 自販機はもったいないから水筒を持参。
- コンビニは高いから離れたスーパーまで買い物に行く。
ここまで読んで下さったあなたならお分かりだと思いますが、変動費である食費を削るというのは気持ち的にツラくなってしまいがちです。
もちろん必要以上に贅沢しているのであれば抑える必要はありますが、そうでないのであれば後回しにしましょう!
そもそもですが、ほとんどの人が仕事しに行くのは少しでも幸せになりたいからだと思います。
将来に備えて節約するのはとても大切ですが、今を犠牲にしていたら元も子もありません。
節約はツライ思いしながらするものではなく、本来必要のない無駄なものをなくして浪費を抑えるものです。
まとめ
それでは今回のポイントをまとめます!
節約するのは変動費からではなく固定費から
節約をはじめるときに多くの人が食費や電気、ガス、水道の使用量といった変動費を削ろうとします。
しかし変動費を節約しようとすると「節約=我慢」、「節約=ツライ」といった状態になりがちです。
節約をするなら変動費ではなく、まずは固定費の見直しから行いましょう!
大きな固定費を見直そう
人生で高い買い物TOP3は家、保険、車です。
またその他にも通信費なども生活費を圧迫する大きな原因となります。
家、保険、車、通信費といった大きな固定費を見直して節約につなげましょう!
まずは通信費から節約
家、保険、車、通信費のなかで真っ先に動いた方が良いのが通信費です。
家や車は生活に大きな影響を与えるので即行動するのは現実的には難しいです。
保険もある程度の知識が必要なので、少しずつ勉強しながら節約する必要があります。
通信費の中でも特にスマホの基本料金であれば難しい知識も必要なくすぐに行動に移せますし、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアを使っている人ならほとんどの人がお得になります。
参考スマホ代金を大幅節約!格安SIMの基礎からオススメまでわかりやすく解説!
少しずつ保険を見直す
通信費の節約をしたあとは保険の見直しをしていきましょう。
詳しい内容を理解せずに安心だからという理由で保険に入っている人は多いようですが、正直必要のない保険というのはあります。
ここについては別記事で紹介していきますので少しずつ見直していきましょう!
サラリーマンでも節税はできる
税金に苦手意識を持っているサラリーマンの方は多いかと思います。
しかし、それを良いことに何もしなければサラリーマンは税金をガッツリと取られる仕組みになっています。
節約するときは生活費用だけではなく、税金にも少し意識を向けましょう!
何度もいうように将来のために今を犠牲にしていては意味がありません。
私を含めサラリーマンにとってランチくらいは美味しい物を食べたいという人は多いかと思います。
そして美味しい物を食べるからまた頑張ろうと思えるのです。
ランチ代は人によっては浪費ではなく投資にもなりえます。
本当に不要なところを節約してランチくらいは美味しい物を食べましょう!