- どうしてサラリーマンはこんなに辛いんだ…。
- どれだけ頑張っても報われる気がしない…。
- 毎日、理不尽なことばかり…。
「本当にこのままで良いのだろうか?」
もしあなたがこのように思うのであれば、今回の記事はきっとあなたのお役に立ちます。
この記事ではサラリーマンが辛い原因を本質的な部分から見ていきます。
そしてサラリーマンが辛い状況から抜け出すにはどうすればよいのかを解説しています。
もちろんサラリーマンを辞めたら良いといった安易なことを言うつもりはありません。
今後のあなたの考え方や行動を変える大切なことをお伝えするので是非ご覧ください。
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サラリーマンが辛い、しんどいのは当たり前!
ここではサラリーマンが辛くてしんどい理由を4つ紹介します。
サラリーマンが辛いのは語源通り
まず最初に、あなたはサラリーマンという単語の語源をご存知でしょうか?
サラリーとはラテン語で「塩」を意味します。
古代ローマでは、働いた兵士に対して「塩」が労働対価として配られていました。
なぜ塩なのかというと、人間が生きていくうえで必要な塩分を補給するためです。
つまりサラリーマンとは語源の通り、生活に必要な最低限の賃金しかもらえないというのが前提としてあります。
サラリーマンはどれだけ頑張っても、努力しても、生活が楽になるなんてことは基本的にありません。
とくに日本の会社員は働きすぎだと言われています。
実は「サラリーマン」という単語は日本独自の和製英語です。
英語では会社員を「オフィスワーカー」と呼んでおり、サラリーマンのような悲観的な意味合いはありません。
もらえるお金は生活するので精一杯
基本的にサラリーマンがもらえる給料というのは、今の生活を送るために必要な金額がベースとなります。
新卒サラリーマンを例にすると、家賃・光熱費・食費・通信費などで毎月15万円ほど必要だとします。
会社は必要経費15万円をベースとして、「5万円ほどプラスしておけば大丈夫だろう」と給料は20万円に設定されます。
40代サラリーマンになると、子供の養育費や学費などで必要な経費が大きくなります。
仮に毎月40万円必要だとすると、またまた「5万円ほどプラスしておけば大丈夫だろう」と給料は45万円に設定されます。
このように、サラリーマンは長年会社のために頑張って給与が上がっても生活が楽になるということは基本的にありません。
サラリーマンは頑張るほど辛くなる
僕がサラリーマンをしていて一番つらいと感じたのがこれです。
サラリーマンは頑張れば頑張るほど仕事量と責任だけが増えて辛くなります。
これは僕がIT業界で仕事をしていたときの話ですが、とにかく残業が多かったです。
この頃はただただ早く帰りたかった。
少しでも早く帰れるように休日はスキルアップの勉強に努めて、日中の業務も徹底的に効率化を図りました。
ところが!
自分の仕事が終わって帰ろうとすると、日中ボーッとしてる人の仕事がこっちにやってきました。
その後もスキルが上がれば上がるほど仕事の量が増えて以前よりも肉体的にも精神的にも辛くなり転職。
その後金融業界に入りましたが、ここでも同じく成果を出すほどに振られる仕事が増えました。
朝礼で「たとえ忙しくても仕事ができる人にドンドン仕事を振ります!仕事が増えるのは評価されている証です!」と専務が話していたのを今でも覚えています。
ここで話したのは私の過去ですが、会社からすると仕事の出来る人にたくさん振った方が生産性が上がるので当然と言えば当然です。
またサラリーマンはあくまでも成果給ではなく時間給です。
例えどれだけ早く業務が終わっても時間いっぱい働かされて給料が上がることはありません。
逆に仕事が早くなれば早くなるだけ仕事単位での報酬が下がります。
「ツラいのは最初だけ!頑張ればそのうち報われる!」という期待は基本的に叶いません。
頑張れば頑張るほど、サラリーマンは心身ともに辛くなり、仕事当たりの単価も下がるので実質給与も下げられているようなものです。
そしてサラリーマンが頑張れば頑張るほど楽になるのは社長だということを肝に銘じておきましょう。
サラリーマンは一種の洗脳
- 残業せずに帰るなんてやる気がない
- 上司に意見してはいけない
- まだ自分の会社はマシな方だ
- 人の嫌がることは前向きにやった方が良い
- 転職は後ろめたい
- 副業する人は忠誠心が足りない
このような考えが当たり前になっていませんか?
そしてこれが全て会社の洗脳だとしたら怖くありませんか?
そんなバカな!と思うかもしれませんが果たしてそうでしょうか?
新人研修で、経営理念を大声で叫ばしたり、合宿で朝からランニングをさせたり、泣きながら目標を宣言させたりする会社が実際に存在します。
私の会社では新人研修で泊りがけで山奥に行きました。
なぜIT業界のプログラマーがわざわざ山奥に行く必要があるのでしょうか?
※詳しくは説明しませんが、人は慣れない場所で情報を遮断されると新しい情報を受け入れやすくなることがわかっています。
上記の例は一般的ではないかもしれませんが、「社会人はこうあるべきだ!」、「社会人では常識だ!」といった内容は企業の大半でされているかと思います。
社会人になりたての頃は非常識と思っていた社会人の常識が、時間が経つにつれて「社会人ならみんなやってることだし仕方がない」と受け入れてしまう。
友人たちの話を聞いていても皆大変そうだし、慣れている今の環境にいる方がマシだ。
心の底では今の状況に疑問を感じて抜け出したいと思うけど、「他でやっていける自信がない」なんて考えてしまうとその会社から離れることはできません。
ここまでくれば、会社の言うことを聞かざるを得ない奴隷の完成です。
「洗脳」という言葉を聞くと、この人は何をバカげたことを言っているんだと思われるかもしれません。
ただ、あなたも薄々感じているはずです。
サラリーマンの理不尽さや、社会人の常識が会社にとって都合の良いことばかりであることを。
これまで常識だと思い込んできたことは本当にそうなのでしょうか?
今一度よく考えてみてください。
サラリーマンが辛い状況から抜け出す方法
ここから先は、あなたがサラリーマンの辛い状況から抜け出すために必要な方法をいくつか提案させていただきます。
マインドブロックの解除
マインドブロックとは簡単にいうと「自分に自分で制限をかけていること」を言います。
あなたにも心当たりがありませんか?
やってもいないのに「私はこういうことは向いていないからできない。」と試す前から諦めてしまうこと。
また、「子供のころに走るのが遅かったから今でもきっと遅い。」のように「過去に上手くいかなかったから今も無理」という考えも完全にマインドブロックです。
子供の頃は遅かったけど、大人になったいまでは筋肉がついて速く走れるかもしれません。
今の職場で認められていないから他社でも通用しない。
サラリーマンで辛いといっているくらいだから一人で稼ぐなんて無理。
学生の頃に勉強ができなかったから難関資格を取れるはずがない。
もうこれ全部マインドブロックの良い典型例です。
マインドブロックにかかっている人は「できるか、できないか」で行動を選択する傾向にあります。
当然できることばかりやっていれば成長はありませんし、時間が経過するにつれてできることが限られてきます。
そして行動が変わらないので今の現状から抜け出すことはできません。
逆にマインドブロックを解除すると「やりたいか・やりたくないか」で行動を選択できるようになり、新しいことに挑戦しやすくなります。
新しい行動をとると当然結果も変わってくるので、今の現状から抜け出すことも十分可能になります。
マインドブロックの解除については別記事で紹介しようと思います。
3つの収入の柱を作る
どれだけ仕事が辛くても辞められない原因に「将来の不安とお金の不安」があるかと思います。
将来食いっぱぐれないように我慢しながらサラリーマン業を続けている人は多いでしょうが、正直なところ収入源がサラリーマン一本というのはリスクが高いです。
それぞれが少額でも良いので、収入源は最低3つは確保しておきましょう。
私がお勧めする収入源を紹介しておきます。
①サラリーマン(労働収入)
サラリーマンのように、時間を売ってお金をもらう働き方を労働収入と言います。
これまで紹介してきたように、サラリーマンのような労働収入は頑張れば頑張るほど割に合わなくなる仕事です。
とはいえリスク分散の点からみると毎月収入に大幅なズレがない労働収入は立派な収入源の一つです。
ただし、あくまでもサラリーマンは今の生活のためだけの収入です。
今月頑張ったから来月給料がもらえるだけで、決して未来の生活に繋がる収入ではありません。
収入の柱の一本としてはお勧めしますが、労働収入一本だけでやっていくことはお勧めできません。
②副業(権利収入)
最近は副業ブームですが、まだまだ副業がしづらい会社はあります。
実際私の会社も副業禁止です(汗)
副業と聞くと、本業が休みの日に単発のバイトに入ったりすることをイメージする方が多いかもしれませんが、それはお勧めしません。
サラリーマンにおすすめの副業は権利収入によるものです。
権利収入とは、仕組みやお金を使ってあなたが働いていない間もお金が発生するような収入のことを指します。
例えば、私がやっているブログやアフィリエイトなどがそうです。
一度サイトを作ることで、私が寝ている間もサイトが訪問客に営業をかけてくれます。
このように権利収入は、労働収入と違って未来の生活を豊かにしてくれる資産になります。
権利収入の例
- アフィリエイト
- ブログ
- 情報販売
- 不動産投資
- 株式投資
- YouTube
- FXなど
私はこれまで、アフィリエイト・ブログをやってきました。
とくにアフィリエイトやブログはネット環境があれば家でもできるのでサラリーマンとしては助かります。
また初期費用がとても安くリスクもほぼゼロなので始めやすくてお勧めです。
アフィリエイトについては当ブログでもやり方を紹介していますのでご参考にしてください。
③投資
私もそうでしたが「投資=危ない」と思っている方は多いのではないでしょうか。
私の回りでも「株で100万円損した!」、「FXで30万円の損失!」という話を聞きます。
ただ、私が言っている投資は株やFXのようにリスクの大きい投資ではありません。
リスクの限りなく低い「投資信託」くらいはしておきましょうということです。
投資信託であれば、ほんの少しのリスクで年5%程のリターンを狙うことができます。
もちろん投資なのでマイナスになることもありますが、株やFXの損失のようなヤバイ状況にはなりません。
2020年現在の銀行の金利は0.001%ほどです。
もし300万円ほど銀行に預けていた場合の金利はたったの30円です。
これが投資信託だと150,000円になる可能性があります。
サラリーマンや副業の代わりになるほどの収入にはなりませんが、年間10万円でも増えてくれるのは助かります。
このように、労働収入+権利収入+投資をうまく使うことで、無駄なくお金を増やしていくことができます。
収入の柱が増えるメリット
収入の柱が増えるメリットの一つは、当然ですがお金に余裕ができます。
ただそれ以上に大きなメリットは人脈が広がることです。
私は副業としてはせどり、アフィリエイト、ブログとやってきましたが、コミュニディーに入ることでたくさんの人脈ができました。
経営者の方と話す機会も増えましたし、同じ副業仲間もたくさんできました。
人脈が増えるとチャンスも増えますし、物事の考え方や価値観もガラッと変わります。
また、会社以外の人間関係を作っておくことで、会社で嫌われても自分には別の世界があると気分が楽になります。
しかも副業で広がる人脈は、基本的にお金の増やし方がメインの話となるので、サラリーマンが会社に握られているお金の不安が軽減しやすいです。
このように、収入源を増やすメリットはお金が増えるだけではありません。
考え方や生き方そのものが大きく変わるというメリットもあるので、是非あなたにも挑戦していただければと思います。
サラリーマンが辛いのはあなたのせいじゃない!
- 仕事がキツクてツライ
- 頑張っても評価されなくてツライ
- 上司に怒られてばかりでツライ
あなたがサラリーマン業をつらいと思う理由は色々あるかと思います。
きっと自分自身を責めてしまう時もあるでしょう。
ただ、ツライと思う状況を作っているのはあなたではありません。
これまで話してきたように、サラリーマンという働き方そのものが辛いようにできているんです。
サラリーマンは語源通り基本的に生活できる最低限の給料しかもらえません。
年齢が上がって給料が増えても、必要経費も増えるので生活が豊かになることはありません。
我慢していたら生活はできるという保証なんてとっくになくなっています。
少しでも家族との時間を増やしたくて仕事の効率化を図っても、頑張れば頑張るほどあなたの業務は大変になります。
いくら営業成績をあげても、達成不可能なノルマを設定されて「お前の代わりはいくらでもいるからな!」と罵声が飛んでくる。
そして自信を失って会社に依存して離れられなくなる。
きっとあなたは「本当にこのままでいいのか?」と思っているはずです。
その気持ちを大切にしてください。
決してその気持ちに蓋をして自分を誤魔化してはいけません。
あなたは何でもできるし、何にでもなれるんです。
IT業界で鬱になり1年半の休職を経験した私ですら「サラリーマン+副業+投資」によって心身ともに安定してそれなりに裕福な生活を送れるようになっています。
このブログではサラリーマンが安心して暮らせる情報を共有していきますので、参考にしていただければと思います。
もう一度言います。
あなたは何でもできるし、何にでもなれます!
共にサラリーマンライフを上手くわたっていきましょう!