利用するとどんなメリットがあるの?
あと、デメリットがあれば包み隠さず教えて欲しいな。
このような疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事となっています。
記事の内容
- そもそも楽天経済圏とは何?
- 楽天経済圏の節約とはどんなもの?
- 楽天経済圏の大きすぎるメリット
- メリットの裏に隠されたデメリット
楽天経済圏はうまくつかうと、生活スタイルを変えずに年間5~10万円前後は手元にのこるお金が増えます。
難しい知識は必要ないので是非チェックしておきましょう!
コンテンツ
楽天経済圏とは?
楽天経済圏とは楽天が提供するサービスを総括して呼ばれる名称です。
楽天には日本最大級の通販サイト「楽天市場」をはじめ、楽天銀行、楽天証券などの金融サービス、楽天トラベルといった旅行予約サービス、楽天電話や楽天モバイルといった通信サービスなど…合計70以上ものサービスがあります。
「楽天が提供しているサービスだけで生活できるんじゃない?」
ということで、いつしか楽天サービスを総括して楽天経済圏と呼ばれるようになりました。
そして楽天をここまで大きくしたのが「楽天ポイント」の存在です。
楽天会員になれば、1つのIDで楽天の様々なサービスを利用できたり、「楽天ポイント」と呼ばれる共通のポイントが貯まったり使えたりします。
楽天ポイントは1ポイント1円分として、楽天のサービスはもちろん、リアル店舗でも使える所がドンドン増えているので使い勝手がとてもよいポイントです。
そして楽天ポイントは楽天のサービスを使うことでガンガン溜まっていきます。
つまり楽天経済圏の節約とは、日常生活においてできるだけ楽天サービスを利用することでポイントを貯めては活用することです。
これまで現金で支払っていたものがポイントで賄えるようになるので、その分のお金が手元に残ります。
楽天経済圏の大きなメリット
ここでは楽天経済圏のメリットについて代表的なものを紹介します!
メリット①生活スタイルをほとんど変えずに節約できる
楽天経済圏を使った節約術については別記事で詳しく紹介しますが、基本的に生活スタイルをほとんど変えずに節約できます。
例えば、ETCや電力会社などを楽天に変えるだけで、半永久的に節約効果が持続します。
また、AmazonやYahoo!ショッピングなどを利用しているのであれば、楽天市場中心に変えることで、楽天ポイントが貯まります。
楽天経済圏に移行することで、生活スタイルをほとんど変えずに年間のスマホ代が実質無料になったという人は結構います。
楽天経済圏の節約は生活の質を落とす必要がないので、節約に疲れてしまったり、虚しい気持ちになったりすることがありません。
いつも通りの生活を送りながら一年後には手元に残るお金だけが増える仕組みになっています。
メリット②楽天のサービスはそれぞれが優秀

安かろう悪かろうじゃ困りますし。
結論を言うと、楽天のサービスは優秀なものが多いです。
たとえばネット証券である「楽天証券」は、手数料も安く優良な投資商品が多いため、SBI証券と並んで常にトップの座を競っています。
ネット銀行である「楽天銀行」は、ネットバンクの人気ランキングで常に1位をキープし続けています。
しかも楽天銀行と楽天証券の両方の口座を開設すると、楽天銀行の普通預金利率は0.1%になります。
メガバンの普通預金利率の平均が0.001%なので100倍です。
携帯サービスである「楽天モバイル」は、格安SIMのなかでは比較的ストレスを感じずに使うことができます。
電力会社である「楽天でんき」は、Looop電気などと並んで料金が安いことで人気です。
2016年の電力自由化から電気会社を変えていないのであれば、楽天でんきに変えるだけで大半の方は年間1~2万円は安くなります。
このように楽天経済圏では楽天市場をはじめ優秀なサービスが多いのが特徴です。
楽天経済圏に移ったからといって生活がしづらくなることはありません。
くどいですが、楽天経済圏の節約は生活の質を落とさずにできる節約方法です。
メリット③ポイントが貯まりやすい
楽天のサービスを利用すると、その金額に応じてポイントが貯まります。
例えば楽天カード(クレジットカード)で買い物をすると100円につき1ポイントが貯まります。
楽天モバイルを契約すると、使用料100円につき1ポイント貯まります。
楽天でんきであれば電気代200円ごとに1ポイント貯まります。
電気代を楽天カードで支払うと、200円で3ポイント貯めることができます。

たしかにこれだけではポイントがザクザク貯まる感じはしないですよね(^^;)
しかし楽天には他にもポイントがザクザク貯まる仕組みがあります。
SPU(楽天スーパーポイントアッププログラム)
楽天にはSPU(スーパーポイントアッププログラム)というものがあり、楽天のサービスをたくさん利用するほど楽天市場でのポイント還元率がアップします。

楽天市場を使って買い物をすると、通常100円につき1ポイント貯まります。
この100円につき1ポイントのことを楽天ではポイント1倍と呼びます。
そして、SPUに該当するサービスを利用することで、このポイント還元率が最大16倍にまでアップします。
2020年5月時点のSPU対象のサービスとポイントアップ倍率は次のようになっています。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
楽天カード | +2 | 楽天カードを利用して楽天市場で買い物 |
楽天プレミアムカード・ 楽天ゴールドカード | +2 | 楽天カード(プレミアム・ゴールド)を利用して楽天市場で買い物 |
楽天銀行+楽天カード | +1 | 楽天銀行の口座から楽天カード引き落とし |
楽天の保険+楽天カード | +1 | 「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払い |
楽天でんき | +0.5 | 加入&利用 |
楽天市場アプリ | +0.5 | 楽天市場アプリでのお買い物 |
楽天証券 | +1 | 月1回500円以上のポイント投資 |
楽天モバイル | +1 | 通話SIM利用 |
楽天ひかり | +1 | 楽天ひかり契約 |
楽天TV | +1 | NBAまたはパ・リーグSpecial加入・契約更新 |
Rakuten Fashion (楽天ブランドアベニュー) | +0.5 | 月1回以上買い物 |
楽天ブックス | +0.5 | 月1回1000円以上の注文 |
楽天Kobo | +0.5 | 月1回1000円以上の注文 |
楽天トラベル | +1 | 月1回5000円以上利用 |
楽天ビューティ | +1 | 月1回3000円以上利用 |
楽天Pasha | +0.5 | 合計100ポイント以上の獲得 |
このように、楽天のサービスを使えば使うほど還元率がプラスされていきます。
正直なところ全てをクリアするのは現実的ではありませんが、ポイント5倍くらいであれば簡単に達成できます。
メモ
楽天ではポイント〇倍という表現がよくつかわれますが、通常1%のポイントが〇倍という意味なので、「〇倍=〇%」と考えるとわかりやすいかと思います。
定期的なセールでポイント還元率が大幅アップ!
楽天市場では定期的にお買い物マラソン、楽天スーパーセールといった大規模なセールが開催されます。
セール期間中は商品価格が安くなるだけではなく、SPUとは別にポイント還元率が大幅に上がります(20倍、30倍、40倍など)。
時期によってセールの名称やポイント還元率は変わりますが、基本的に毎月何かしらのセールが行われています。
他にも0と5のつく日(1月5日とか3月10のように)に楽天市場で買い物をするとポイント還元率がアップします。
できるだけ普段の買い物を楽天市場に移して、SPUと購入する日を少し意識するだけで数十パーセントものポイントを獲得することができます。
メリット④楽天サービス以外でもポイントが貯まる・使える
楽天ポイントは楽天サービス以外でも利用できる実店舗がドンドン増えています。
しかもマイナーな店舗ではなくて、きっとあなたも普段使っている有名店舗が多数登録されているはずです。
これはほんの一例ですので、もっと知りたい方は楽天ポイント取り扱い店舗をご覧ください。
楽天ポイント取扱い店では、貯まった楽天ポイントを使えたり、楽天ポイントを貯めることもできます。
このように楽天ポイントは一般的なポイント生活とは違い、あなたの生活圏の中で現金同様に使える場所が非常に多いのが特徴です。
メリット⑤楽天経済圏は初心者でも大きく節約できる
楽天経済圏のメリットとして大きいのが、それほど知識のない初心者でも大きく節約することができます。
ちょっと足を踏み入れるだけで誰でも70点はとれるといった感じです。
楽天経済圏を使って年間20万円~50万円ほどつくろうとすると大変ですが、数万円~10万円前後であればほとんどの方が達成可能です。
とくに携帯キャリアをドコモ、au、ソフトバンクのいずれかを使っている方からすると、余裕で年間10万円は超えます。
生活の質を落とさず、ライフスタイルもほとんど変えずに節約できるので、やらないよりはやった方が得なのは間違いありません。
楽天経済圏のデメリット

楽天経済圏にはメリットもありますがデメリットもいくつかあります。
ここでは代表的なデメリットをいくつか紹介しておきます。
デメリット①楽天市場は送料と日数がかかる
Amazonであれば年会費4,900円のプライム会員になると、送料が無料になったり当日お急ぎ便にも対応してくれます。
楽天市場の場合は販売店にもよりますが、基本的には送料がかかるのと、商品が到着するまでに2~3日はかかります。

たしかに楽天にも年会費3,900円の楽天プレミアムがあります。
楽天プレミアムに入ると送料分がポイントとして戻ってきたり、送料無料の商品であればポイントが2倍になる特典があります。
ただ、最大で500ポイントまでといった制限や、楽天プレミアムに対応している店舗が少ないのが現状です。
送料を含めると楽天市場よりもAmazonの方がお得になる商品もあるので、なんでもかんでも楽天市場で買えば良いというわけではありません。
デメリット②キャンペーンのメールが多い
楽天市場で買い物をするときに「販売店からのメールを受け取る」のチェックを外し忘れると、販売店からキャンペーン情報などがメールで届くようになります。
後からでも解除はできますが、個人的には結構うっとおしいのでデメリットとしてあげました。
デメリット③不要なものまで欲しくなる
楽天のポイント還元は、条件をクリアするごとにドンドン膨れ上がるのでゲーム感覚で楽しいです。
楽しく節約できるのはとても良いことですが、ポイントをたくさん手に入れるために買うつもりのなかったものにまで手を出しそうになります。
節約とは、不要な出費をおさえて必要なものをお得に手に入れることです。
ポイント欲しさやちょっとしたお得感で本来買う予定のないものに手を出すのは本末転倒です。
楽天のサービスは深い入りしすぎると、つい不要なものにまで手を出しそうになるので注意が必要です。
まとめ
ここまで楽天経済圏のメリットとデメリットについて紹介してきましたが、結論としては利用した方が良いです。
楽天経済圏にどっぷりとハマって、なんでもかんでも楽天で完結しようとすると正直しんどくなります。
ポイント欲しさにいらないものにまで手を出すのは本末転倒です。
しかし、メリット⑤でも紹介したように、楽天経済圏はちょっと足を突っ込むだけで初心者でも大きな節約効果が期待できます。
楽天経済圏の節約でやることは次の2つです。
楽天経済圏の節約方法
- 楽天経済圏を有利にすすめる環境を整える
- 効率的にポイントを貯める方法を軽く覚える
次回は1番目の楽天経済圏の環境づくりについてわかりやすく解説していきます。