目標設定をしたのになかなかモチベーションが保てなくて続かない。
きっとこういう方は多いのではないでしょうか?
正しい目標設定の方法については「簡単だけど効果抜群!明確な目標設定ができるフレームワークとは?」でご紹介していますが、ちょっとしたコツを知ることで行動しやすくなります。
今回はモチベーションを味方につける目標設定のコツをご紹介します。
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モチベーションを味方につける目標設定のコツとは?
まず目標設定をするとドーパミンといわれる幸せ物質が分泌されます。
参考記事「【目標設定の重要性を科学的に解説】なぜ目標設定が大切なのか?」
あなたにも楽しいことや新しいことを始めたときに、ドキドキしたりワクワクした経験はあるはずです。
こうしたドキドキやワクワクを感じられるのは、わたしたちの脳内でドーパミンが分泌されるからです。
目標設定においてドーパミンがでるタイミングは、「目標設定をしているとき」と「目標を達成したとき」に多量に分泌されます。
いわゆるモチベーションアップの状態になります。
ではモチベーションを味方につけるにはどうすればよいのでしょうか?
目標設定のコツはマイルストーンを上手く使う
マイルストーンとは簡単にいうと短期間で達成可能な小さな目標です。
小さな目標をドンドン達成することで遠くの目標に到達します。
もちろん5年後の自分の姿や、将来の夢のように大きな目標をもつことは大切です。
ただ、いきなり長期的で大きな目標に向かうのはドーパミンとの相性がよくありません。
目標設定でドーパミンが分泌されるのは「目標を設定するとき」と「目標を達成したとき」です。
マイルストーンを上手く使うことで、目標設定と目標達成のサイクルを何度も回せるので、やる気を保ちながら目標に向かって行動しやすくなります。
このサイクルのことを「強化学習」と言います。
※強化学習については「ドーパミンとは簡単にいうと何?図解入りで活用法まで解説!」で説明しています。
ポイント
- 短期的に達成できる目標を設定する。
- 達成したらすぐに次の目標を設定する。
目標を達成したときをイメージする
目標設定したときと目標達成をしたときにドーパミンが分泌されてモチベーションが高まります。
また、脳は現実と想像を区別できないので、目標を達成したときを具体的にイメージしてもドーパミンが分泌されることがわかっています。
目標にむかって取り組んでいるときは、「ここまで上手くいっていいの?」と思うくらいポジティブにイメージするくらいが丁度良いです。
ただ、あくまでも達成可能なレベルの目標を達成したイメージをするようにしてください。
どう考えても達成しているイメージがわかない目標は、そもそも目標設定が間違っていますし、不可能だと思った瞬間ドーパミンは分泌されません。
目標設定をしても仕事でやる気がでないのですが?
「目標設定をしてもやる気がでません。どうしたら良いですか?」
このような質問をよくいただきます。
確かに仕事においても「四半期目標」や「月間目標」といったようにマイルストーンが使われています。
また、その目標を達成したときのイメージをしている方もいらっしゃるかと思います。
ただ、大半の方がモチベーションが上がらずやる気がでない状態だと思います。
これについては別記事で原因と対策をご紹介しようと思います。
まとめ
目標設定の重要性を理解して、正しく設定することで行動に移しやすくなります。
今回ご紹介したコツは、仕事や勉強、ダイエットなど幅広く使うことができます。
ポイント
- 短期的に達成可能な目標設定をする。
- 目標を達成したときをイメージする。
どちらもドーパミンが分泌されてモチベーションを上げる効果があります。
車で例えるとドーパミンはガソリンの役割があります。
遠方まで車を走らせる場合は途中でガソリンを補給しなければ車は止まってしまいます。
目標も同じで、いきなり大きな目標に一直線で向かうとガス欠を起こしてやる気がなくなってしまいます。
目標設定をする際には、ドーパミンを上手く使ってガス欠を起こさないようにしましょう♪