今回は感情のメカニズムを使ったイライラの対処法をご紹介します!
「イライラが止まらない!」なんてもう言わせませんよ!
【科学的】イライラが止まらないときの対処法!
職場の人間関係や私生活での悩み事など、現代人はストレスを避けて生きていくのはとても難しいですよね。
私も正直イライラすることはよくありますし、人であればイライラしてしまうのは仕方のないことです。
ただイライラを継続させたり増幅させてしまうと誰の得にもなりません。
イライラがが止まらない原因を知れば6秒で抑えることができますよ!
イライラが止まらない原因
そもそもイライラが止まらない原因って何なのでしょうか?
感情のメカニズムを知っておくことで、イライラの継続や増幅を抑えることができるようになります。
まず怒りを感じるのは脳が無意識のうちに反応するので仕方がありません。
- 怒りを感じる場面にでくわす
- 怒りを感じる
ここから先、イライラが増幅したり継続するメカニズムは次のような流れで起こります。
- 怒りに対する言葉を発したり考えたりする。(「ムカつく」とか)
- ムカつくという言葉のフィルターを通して出来事の映像を見る。
- 怒りが増幅する
- 怒りに対する言葉を発したり考えたりする(「マジでムカつく」)
- マジでムカつくという言葉のフィルターを通して出来事の映像を見る。
- 怒りがドンドン増幅して止まらない。
- 怒りに対する言葉・・・・・(ループ)
このように人の言葉と思考は密接に関係しており、「言葉⇒映像⇒感情」という流れになっています。
つまり、この「言葉」と「映像」の段階をうまく対処できればイライラは止めることができます。
イライラを止める3つのステップ
step
16秒待つ
ストレスのある場面でイライラを感じるのは人間の本能なので仕方がありません。
でも人の脳にはこのイライラを止める機能も備わっています。
ただその機能が働くまでには時間差があり、だいたい3~5秒だと言われています。
怒りに任せて、それにあった言葉を発してしまうと怒りのループに入ってしまうのでまずは6秒だけ何もせずに堪えてください。
step
2言葉を選ぶ
6秒間耐えたらイライラを止める機能が働いて冷静さを取り戻せます。
ここで、怒りにまかせた言葉を選ばずに、怒りを抑えるような言葉を選択しましょう。
例えば、「何か大変なことがあったのかな?」とか「あんなことをしないといけないくらい余裕がない状態なのかな」とか、相手の立場になって考えてあげると良いです。
ただ、「イライラしているときに相手の立場になんてたてるか!」ということがほとんどでしょう。
実際に私もイライラしている対象が誰なのかによります。
家族や身近な人であれば相手の立場にたってみようとも思えますが、理不尽な言いがかりをつけてくる上司に対してはそうはいきません。
そんなときに私が使う魔法の言葉は「安い給料で一生懸命時間の浪費をしてご苦労様です!」と少し毒づきます(^^;)
人それぞれイライラを抑える言葉は違いますので、あなたも自分にあった魔法の言葉を探してみてください。
step
3目を閉じる
思わず怒りに反応した言葉を考えてしまった場合は数秒間だけでも目を閉じてください。
勘の良い人ならもうおわかりかもしれませんが、言葉の次に待っているのは言葉のフィルターをかけた映像が見えます。
つまり目を閉じて映像を見ないようにします。
この3ステップを使えば怒りのループから早く抜け出すことができるようになります。
今回のまとめ
イライラをはじめ、人の感情は意識していないと悪いループにハマってしまうことがよくあります。
ただ、自分の脳のなかで何が起こっているのか?
どういうメカニズムでイライラが止まらないのかを知っているとコントロールすることができます。
ココがポイント
- 6秒間じっと待つ
- 言葉を選択する
- 目を閉じる
イライラしたときはこれを意識してみてください♪
イライラの時間を減らして楽しい人生を歩みましょう!