エッセンシャル思考 実践

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エッセンシャル思考実践!仕事で大事なことを見極める方法とは?

この記事は「サラリーマン思考から脱却!仕事も人生も上手くいくエッセンシャル思考とは?」の続きとなっていますので、ご覧になっていない方はそちらからご覧ください。

今回から3回に渡り、仕事にエッセンシャル思考を実践するにはどうすれば良いかを紹介していきます。

  1. 仕事で大事なことを見極める方法←今回
  2. 捨てる技術
  3. 努力に頼らず仕事を仕組み化

この記事ではエッセンシャル思考の第一段階「大事なことを見極める方法」についてポイントを絞って解説していきます!

では早速見ていきましょう!

 

エッセンシャル思考実践「大事なことを見極める方法」

今回の内容に入る前に少しだけ前回のあらすじを紹介しておきます。

 

前回のあらすじ

エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考の人の違いを紹介しました。

非エッセンシャル思考の人が「なんでもやろう」と考えるのに対して、エッセンシャル思考の人は「何をやろう?」と考えます。

不要な物を捨てて大切なものにだけエネルギーを注ぐため力が分散せずに大きな成果を出せます。

しかし、非エッセンシャル思考の人がいきなり不要な物を捨てようと思っても基準がないので逆効果になる場合があるというものでした。

 

ここからは、その判断基準をつくる「大事なことを見極める方法」について紹介していきます!

 

考える時間の確保

考える時間

非エッセンシャル思考の人に多いのが、反射的に「やります!」と答えてドンドン仕事がたまっていくことです。

また何も考えずにとにかく「やります!」と答えるので重要ではない仕事もドンドン引き受けてしまいます。

そのため、いつも忙しく頑張っているのに成果に繋がらないという残念な結果が待っています。

 

そこでエッセンシャル思考を実践するためにまず最初にしなければならないのが、考える時間の確保です。

目の前に現れる課題に何でも手を付けるのではなく、「この仕事の目的は?」、「成果に繋がるのか?」、「他の人に頼めないか?」といったことを考える習慣を持ちましょう。

また考える環境も大切です。

メールを見ながらや、他の仕事をしながら考えるのは考えたうちにはいりません。

仕事を始める前の数分だけで良いので、考えるためだけの時間を確保しましょう。

 

このように言うと大半の人が「面倒くさい」と感じたり、「忙しくて考える時間なんてない!」と答えるかもしれません。

しかし考える習慣をもつことで仕事量を減らすことができるので、多少面倒くさくても慣れれば今よりも楽になります。

そして本書では「忙しくて時間がない!」と答えるのであれば、それは大事じゃない仕事をそれだけ多く抱えているからだと書かれています。

 

特にサラリーマンは「忙しく働いている姿=頑張っている」、「じっと考える=サボっている」という感覚があるかもしれません。

しかし長い目で見ると後者の方があきらかに生産性は上がるので、「自分は会社に良いことをやっているんだ!」と割り切って取り入れてみてください。

 

 

90点ルール

90点ルール

本書ではエッセンシャル思考でない人は「上司に頼まれたからやる」、「誰かに頼まれたからやる」、「みんながやってるからやる」といった消極的な基準で選択していると書かれています。

しかしこの判断基準で動いていると本当に自分にとって大事なものがわからなくなります。

結局考える時間を確保しても、「上司に頼まれたから大事」、「あの人に頼まれたから大事」、「みんなと同じことをしないと協調性がないと思われるから大事」といったように、成果に繋がらない仕事まで大切だと感じてしまいます。

 

そこで本書では「とにかく厳しい基準を設けなさい!」と書かれています。

具体的には目の前の仕事に対して「自分の成果に結びつくか」と考えて点数をつけます。

そして点数が90点以上なら文句なし。

60点以下ならやらない。

70~80点くらいの物は悩むところだけど…やめときましょう!と…。

 

つまり90点以上のものだけやりなさいと。

 

ん~、正直なところ個人的な感想としてはサラリーマンでこの基準を持つのは不可能だと思います。

ただでさえ10点や20点、もっといえばマイナスになりうる業務がバンバン入ってくる中、「これは私からすると90点に満たないのでやりません!」なんて絶対通用しません。

副業の方はできるだけこの基準を意識していますが、会社の仕事で90点以上のものなんてなかなかお目にかかれない上に、時間給なのにジッと待ってたら給料泥棒だと言われちゃいます。

なので私の場合は70~80点あれば普通に引き受けます。

ただ30点~50点レベルの仕事はできるだけ断るか、他の人に頼めないかと考えます。

私はかれこれ2年ほどこの基準でサラリーマンを貫いていますが、以前に比べて確実にやらなければいけない業務量は減りました。

 

サラリーマンの場合は90点ルールにこだわるのではなく、サラリーマンとして現実的に設定できる厳しい基準をもつことが大切だと思います。

 

睡眠時間の確保

睡眠時間の確保

当ブログでも「睡眠時間は削ってはいけない」と散々書いていますが、本書にもガッツリと書かれていました。

一般的に「睡眠時間を削る=本気度の現れ」、「睡眠時間を確保する=やる気がない」といった風潮がありますが、睡眠を軽視すると必ず痛い目にあいます。

 

まず睡眠時間を削ると脳機能が著しく低下することは科学的に証明されています。

※参考記事:睡眠時間が集中力に与えるデータが驚愕!日本人の約40%が徹夜状態と同じ?

 

参考記事でも書いていますが、日本人に多い6時間睡眠が10日続くと徹夜状態の脳機能と同等レベルまで低下(しかも本人は気づいていない)。

また、17~19時間連続で起きているとほろ酔い状態と言われるアルコール濃度0.05%よりも脳のパフォーマンスが落ちるといった結果もでています。

 

逆に睡眠時間を確保するだけで集中力や記憶力、発想力、論理力、問題解決力などといった脳機能が高まります。

 

本書でも、いくらエッセンシャル思考を実践しようとしても睡眠不足は脳機能を大きく低下させるので重要なものとそうでないものの判断ができなくなると書かれています。

また本書では、睡眠をしっかりととる以外にも遊びの時間も確保した方が良いと書かれています。

これも睡眠と同じく、遊びは脳を刺激して脳機能が高まるからです。

 

つまり、いくら考える時間を確保しても、厳しい基準を設けても、脳機能が低下してたら判断は見誤るし集中して仕事なんてできないよ!ということです。

 

睡眠については私自身とても大切にしています。

私は副業でアフィリエイトをしていますが、少なくとも毎日7時間以上は寝るようにしてますし、脳機能を高めるために昼寝も必ずします。

睡眠を上手く使うことで短時間集中で濃い時間を送ることができますよ♪

 

タケラボでは脳機能を高める方法についても様々な方法を紹介していますので、またお時間のある時にでもご覧ください。

 

まとめ

では今回の内容をまとめます!

非エッセンシャル思考の人が大事なものを見極めるには次の3つが大切でした。

ポイント

  1. 考える時間を作る。
  2. 90点ルールを取り入れる。
  3. しっかりと寝ること。

 

なんても反射的に「やります!」と仕事を引き受けるのはなく、少しでも良いので「この仕事の目的は?」、「自分や会社の成果に繋がるのか?」などと考える時間を作りましょう!

 

そして、判断する際には自分にとって本当に大切だと思える厳しい基準を設定することが大切です。

本書では目の前のことに点数をつけて90点以上のものだけやるようにと書かれていますが、サラリーマンの場合現実的には厳しいと思います。

しかしサラリーマンとして設定できる厳しい基準を持つことは意識しましょう!

 

仕事が忙しくなると一番に軽視されるのが睡眠時間です。

しかし睡眠不足は健康面だけではなく脳のパフォーマンスを著しく低下させます。

考える時間の確保と厳しい判断基準を設定しても、脳機能が低下しているとうまく判断できなくなるので、成果を出したいからこそしっかりと寝る必要があります!

 

今回の記事ではエッセンシャル思考の第一段階「大事なものを見極める方法」について解説してきました。

自分にとって大切ではないものを見極めることができても、それを断ることができなければ意味がありません。

次回はエッセンシャル思考の第二段階「捨てる技術」をもとに上手く断る方法について紹介していきます!

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