仕事や勉強をしていると集中力が切れてしまって効率が落ちることってありますよね(^^;)
今回は脳科学と心理学にもとづいた「集中力を継続させる90分ルール」と実行するためのコツをご紹介します。
私も取り入れている効果抜群の方法なので参考にしてみてください!
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集中力が続かないとは言わせない!集中力の90分ルール
あなたは勉強や仕事などをしているときに休憩は取っていますか?
やる気があるときに一気に長時間の作業を行う方がいますが、これは1日単位でみると効率がとても悪いのです。
これは脳科学でいう「ウルトラディアンリズム」といわれるもので、人が集中して作業をする時間は90分までだと言われています。
精神科医の樺沢先生も名著「神・時間術」で集中力の単位には15分、45分、90分の法則があると述べています。
あなたが今行っている作業の集中力が90分以上続かないという場合は90分で作業を中断するようにしましょう。
逆に60分も集中力が続かないという場合は、45分で作業を中断してみてください。
休憩を入れると集中力が切れる?
「一度休憩を入れると集中力が切れてしまいます…。どうしたら良いでしょうか?」
たまにこうした質問をいただきます。
一度休憩を入れるとyoutubeをダラダラと見てしまって時間が過ぎたり…。
これは私もよくやってしまいました(-_-;)
でも大丈夫です!
90分ルールを実行するにはコツがあります!
90分ルールで集中力を継続させるコツ
90分ルールで集中力を継続させるコツは「作業のキリが悪いところで休憩をとる」ということです。
これは心理学でいう「ツァイガルニク効果」を利用した方法です。
人は完成したものよりも、未完成のものの方が気になるという性質があります。
休憩中も中途半端で止まっている作業が気になって、再び作業に戻りやすくなります。
これを繰り返すことで、集中して作業ができる時間が増えていきます。
ただ、次に気になるのが「休憩はどれくらいとれば良いの?」という部分だと思います。
しかも、休憩の取り方次第でその後の作業効率が劇的に変わります!
休憩の取り方で集中力と作業効率が変わる!
また、「眠たくなった場合は寝た方が良いのでしょうか?」という質問もたまにいただきます。
これは私もよくあるのですが昼食後の14時頃って眠気に襲われますよね(^^;)
実はこれも答えが出ていて、「20分ほどの仮眠」をとると良いです。
NASAが行った実験で、「26分間の昼寝で作業効率が34%、注意力が54%も上昇した」という研究結果がでています。
20分ほどの仮眠であれば、脳は起きているけど肉体を休ませる効果がありパフォーマンスが上昇します。
ただ、30分以上寝てしまうと脳も休憩状態に入ってしまい、逆効果とあるので注意が必要です。
ポイントとしては仮眠をとる前にコーヒーや緑茶を飲んでおくと良いです。
だいたい20分~30分でカフェインの効果が表れるので、自然に目が覚めやすくなりますよ♪
まとめ
今回は集中力が続かない方に対して、集中力を継続するための90分ルールをご紹介しました。
ただこの90分というのは集中力が続く上限の時間です。
作業内容によっては45分や15分が適切な場合があるので、あなたなにあった作業時間を見つけてみてください。
また今回は集中力を継続させるためにツァイガルニク効果を有効に使いましたが、ツァイガルニク効果によって集中力が落ちてしまうケースもあります。
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