ChatGPTでプレゼン資料を作る方法【コピペ用プロンプト付き】

こんな悩みはありませんか?
  • プレゼン資料の構成を考えるのに時間がかかりすぎる…
  • ChatGPTに指示しても、思ったような内容が出てこない…
  • スライドの文章をどうAIに作らせればいいかわからない…

プレゼン資料の作成で「構成がまとまらない」「スライドに何を書けばいいかわからない」と手が止まることはありませんか。

この記事では、ChatGPTを使ったプレゼン資料の作成方法をコピペ用プロンプト付きで解説します。構成案からスピーカーノートまで一気に仕上げられます。

目次

ChatGPTでプレゼン資料を作ると何が変わるか

AIを使うと、バラバラなメモが論理的なスライド構成に整理される流れを最初に確認します。

ありがちな失敗と、AIで解決できること

ChatGPTにテーマだけ渡すと、抽象的すぎる構成や枚数のずれた資料が出てきます。原因はシンプルで、AIに渡す情報が少なすぎることです。「聴衆は誰か」「発表時間は何分か」「使える素材はあるか」を伝えれば、ほぼこの問題は解消されます。

よくある失敗パターンは2つです。ひとつは「新製品の紹介資料を作って」と入力して、中学生向けのような概念説明スライドが10枚出てくるケース。もうひとつは「30分のプレゼン用」と書いたのに、5枚しか構成が出てこないケースです。どちらも、ChatGPTが判断材料を持っていないために起きます。

解決策は、最初のプロンプトに「素材・聴衆・時間」の3点をセットで渡すことです。たとえば「聴衆は既存顧客の担当者・発表時間20分・使用データは売上推移と導入事例3件」と指定するだけで、出力のズレは大きく減ります。構成の精度が上がるため、修正の手戻りも少なくなります。

さらに、ChatGPTはスライド構成だけでなくスピーカーノートも同時に生成できます。各スライドで「何をどの順番で話すか」まで自動で出力されるため、発表練習を始めるまでの準備時間が大幅に短縮されます。構成・文章・話す内容の3つが一度に揃うのが、ChatGPTを使うメリットの核心です。

ポイント
  • 情報不足が失敗の原因
    テーマだけ渡すと抽象的な構成や枚数のずれが起きる。AIに判断材料がないことが根本原因です。
  • 3点セットで精度が上がる
    「聴衆・発表時間・使える素材」を最初のプロンプトに含めるだけで、構成のズレが大きく減ります。
  • スピーカーノートまで自動生成
    スライド構成と話す内容を同時に出力できるため、発表練習までの準備時間が短縮されます。

ChatGPTでプレゼン資料を作る手順

素材を用意してプロンプトに貼り付けるだけの3ステップで、構成案が完成します。

STEP1:手持ちの素材をまとめてChatGPTに渡す

最初にやることは、素材集めです。完成度は問いません。箇条書きのメモ、過去の企画書、会議で使ったホワイトボードの写真、口頭でまとめた要点など、手元にあるものをそのまま用意してください。

素材が揃ったら、プロンプトに入力する前に3点だけ決めます。「発表時間」「対象聴衆」「資料の目的」の3つです。この3点が曖昧なままChatGPTに投げると、誰にでも当てはまるような薄い構成が返ってきます。逆にこの3点を明示するだけで、スライドの枚数感・説明の深さ・言葉のトーンが一気にそろいます。

以下のプロンプトに、用意した素材と3点の情報をそのまま貼り付けてください。

あなたはビジネスプレゼンの構成設計のプロです。以下の指示に従って出力してください。

# タスク
提供された素材と条件をもとに、プレゼン資料のスライド構成案を作成する

## 入力情報
・発表時間:【例:15分】
・対象聴衆:【例:営業部門の管理職10名】
・資料の目的:【例:新サービスの導入を承認してもらう】
・手持ち素材:【箇条書き・メモ・企画書の内容をそのまま貼る】

## 出力形式
・スライドタイトルを番号付きで一覧表示する
・各スライドに「伝えるべき内容」を1〜2文で添える
・発表時間に合わせてスライド枚数を調整する
・専門用語は対象聴衆のレベルに合わせて使用する

素材の完成度は気にしなくて構いません。断片的なメモでも、ChatGPTが文脈を読み取って整理してくれます。まず手元にあるものを全部貼ることが、この手順のポイントです。

STEP2:出力された構成案を確認・修正する

ChatGPTが出力したスライド構成とスピーカーノートは、そのまま使わず必ず内容を確認してください。AIが生成するのはあくまで「汎用的な骨格」であり、自社の実績・数字・社内用語には対応していません。ここで一度立ち止まり、自分の業務に合った内容へ差し替える作業が必要です。

確認・修正すべきポイントは以下のとおりです。

  • 数字・データを自社の実績に置き換える(「約30%改善」などの数値は架空のため、必ず社内データで上書きする)
  • 社内固有の用語・略称に統一する(AIは一般的な表現を使うため、社内で使われる言い回しに調整する)
  • スライドの枚数が多すぎる場合は削る(発表時間に対してスライドが過剰になりがちなため、1スライド1メッセージを意識して整理する)
  • スピーカーノートの話し言葉を自分のトーンに合わせる(AIの文体は丁寧すぎることがあるため、実際に話しやすい言葉に直す)
  • 結論スライドの主張が自社の目的とズレていないか確認する(構成上は正しくても、伝えたいメッセージと微妙にずれている場合がある)

修正は全体を書き直すのではなく、ズレている箇所だけを直すイメージで進めると効率的です。AIが作った構成の「型」は使いながら、中身だけを自社仕様に入れ替えるのが最も時間のかからないやり方です。

コピペ用プロンプトと完成例

実際に使えるプロンプト全文と、入力例・出力例・ポイント解説をセットで掲載します。

コピペ用プロンプト全文と使い方

以下のプロンプトをそのままChatGPTに貼り付けるだけで、プレゼン資料の構成案が完成します。【発表時間】【対象聴衆】【目的】【スライド枚数の目安】の4か所を自分の状況に書き換えてから使ってください。

末尾の「===」より下に、手元にある素材(箇条書きのメモ・過去資料の文章・データのテキストなど)をそのまま貼り付けるだけで動きます。素材を整形したり要約したりする必要はありません。

あなたはビジネスプレゼンテーションの構成設計のプロです。以下の指示に従って出力してください。

# タスク
提供された素材をもとに、プレゼン資料のスライド構成案と各スライドの要点を作成する

## 入力情報
・発表時間:【発表時間(例:15分/30分)】
・対象聴衆:【対象聴衆(例:社内の経営層/新規開拓先の担当者)】
・目的:【目的(例:新規事業の承認を得る/サービス導入を検討してもらう)】
・スライド枚数の目安:【スライド枚数の目安(例:10枚前後)】

## 出力形式
・スライドタイトルと、各スライドに入れるべき要点を箇条書きで出力する
・冒頭に「この構成で伝わるポイント」を2〜3文でまとめる
・聴衆と目的に合わせた言葉遣い・説得ロジックで構成する
・スライド枚数は目安に合わせて調整する

===
【ここに素材をそのまま貼り付ける】

このプロンプトの特徴は、聴衆と目的の組み合わせによって出力の方向性が自動で変わる点です。たとえば「経営層への承認依頼」と入力すれば投資対効果を前面に出した構成になり、「現場担当者への操作説明」と入力すれば手順の明確さを重視した構成に切り替わります。

素材は箇条書きでも、文章でも、数字の羅列でもそのまま使えます。まとまっていない状態でも問題ありません。ChatGPTが素材の内容を読み取り、スライドに落とし込める形に整理します。

入力例・出力例と確認ポイント

ここでは営業提案資料を想定した実際のプロンプト入力例と、ChatGPTが返す出力例を具体的に示します。出力結果をそのまま使えるわけではなく、自社の数字や固有表現に置き換える作業が必ず必要です。その確認ポイントも3点まとめているので、社内提出前のチェックに役立ててください。

まず、ChatGPTに投げるプロンプトの入力例です。

あなたはビジネスプレゼンテーションのプロです。以下の指示に従って出力してください。

# タスク
営業提案資料のスライド構成案とスピーカーノートを作成する

## 入力情報
・提案先:【提案先企業名・業種】
・提案内容:【自社サービス・製品名と概要】
・提案の目的:【受注獲得・導入検討・関係構築など】
・スライド枚数:【希望枚数】
・想定する聴衆:【役職・担当部門】

## 出力形式
・スライドタイトルと各スライドの要点を箇条書きで出力する
・各スライドにスピーカーノート(話す内容の目安)を100字程度で付ける
・全体の流れは「課題提起→解決策提示→導入効果→次のアクション」の順にする
・数値や固有名詞は【 】でプレースホルダーとして記載する

上記を入力すると、ChatGPTは以下のような形式で返します。

スライド1:表紙

タイトル:【提案先企業名】様 業務改善提案書

サブタイトル:【自社名】営業部 提案日:【日付】

スピーカーノート:本日はお時間をいただきありがとうございます。今回は【提案先企業名】様の【課題領域】における課題解決に向けた提案をお持ちしました。

スライド2:現状の課題

タイトル:貴社が直面している3つの課題

要点:・【課題1】により【影響】が生じている/・【課題2】による工数増加/・【課題3】に伴うコスト負担

スピーカーノート:ヒアリング内容をもとに整理した課題です。特に【課題1】については業界全体で顕在化しており、早期対応が競合優位につながります。

スライド3:解決策の提案

タイトル:【サービス名】が解決する方法

要点:・機能A:【説明】/・機能B:【説明】/・導入実績:【業種】企業【件数】社以上

スピーカーノート:【サービス名】は【特徴】を強みとしており、類似課題を持つ【業種】での導入実績が【件数】社あります。

スライド4:導入後の効果

タイトル:導入企業の平均改善実績

要点:・工数削減:平均【削減率】%/・コスト削減:月【金額】万円相当/・定着率:【定着率】%

スピーカーノート:数値は導入後【期間】時点での平均値です。貴社の規模感に合わせた試算もご用意できます。

スライド5:次のアクション

タイトル:まずは無料トライアルから

要点:・【期間】の無料トライアルあり/・導入サポート担当が専任で対応/・ご判断期限の目安:【日付】

スピーカーノート:本日の提案内容についてご質問があればこの場でお答えします。次回までに詳細なお見積りをご用意することも可能です。

出力を受け取ったあと、自社情報への置き換えが必要な箇所が3点あります。

1点目は「数値データ」です。ChatGPTは【削減率】【件数】【金額】などをプレースホルダーで出力します。ここには自社の実績データや公開可能な導入事例の数字を入れてください。根拠のない数字をそのまま使うと、商談の場で信頼を損なうリスクがあります。

2点目は「課題の記述」です。スライド2の課題内容はヒアリング情報をもとに書き直す必要があります。ChatGPTが出力する課題文は汎用的な表現になるため、提案先ごとに実際の言葉に置き換えることで説得力が増します。

3点目は「スピーカーノートのトーン」です。ChatGPTが生成するノートは標準的な話し言葉ですが、担当者ごとの話し方や、社内でよく使う言い回

状況別の使い分け:社内報告と社外提案

プロンプトの「目的」欄を書き換えるだけで、社内向けと社外向けの資料を使い分けられます。社内報告は「結論を先に伝えて、上司が判断しやすい構成にする」が目的です。社外提案は「相手の課題を起点に、自社の解決策と実績を順序立てて伝える」が目的になります。この違いを意識してプロンプトに落とし込むことが、伝わる資料を作る最短ルートです。

以下に、それぞれのプロンプトを掲載します。「目的」「構成の流れ」「読み手」の3か所だけが異なります。自分の状況に合わせて、該当箇所を書き換えて使ってください。

社内報告向けのプロンプトはこちらです。

あなたはビジネス資料の構成設計のプロです。以下の指示に従って出力してください。

# タスク
社内報告用のプレゼン資料の構成とスライドごとの文章を作成する

## 入力情報
・報告テーマ:【例:Q2の営業進捗報告】
・読み手:【例:営業部長・役員】
・目的:結論を先に伝え、現状・課題・対応策の順で上司が意思決定しやすい構成にする
・報告したい内容:【例:達成率80%、遅延原因は新規開拓の停滞、対策は既存顧客への提案強化】
・スライド枚数の目安:【例:5枚】

## 出力形式
・スライドタイトルと本文を枚数分出力する
・1枚目は必ず結論(現状の要約)から始める
・箇条書きを中心に、1スライドあたり3〜5行以内におさめる
・専門用語は使わず、口頭説明なしでも伝わる文章にする

社外提案向けのプロンプトはこちらです。目的欄と構成の流れが社内報告とは異なります。

あなたはビジネス資料の構成設計のプロです。以下の指示に従って出力してください。

# タスク
社外提案用のプレゼン資料の構成とスライドごとの文章を作成する

## 入力情報
・提案テーマ:【例:在庫管理システムの導入提案】
・読み手:【例:提案先企業の情報システム部門の担当者・決裁者】
・目的:相手企業の課題を提起し、自社の解決策と導入実績を順序立てて伝えることで、検討・導入を促す
・相手の課題:【例:手作業による在庫管理でミスが多発し、月次棚卸に2日かかっている】
・自社の解決策:【例:クラウド型在庫管理システムにより、リアルタイム管理と自動集計を実現】
・実績・事例:【例:同業他社での導入後、棚卸工数を70%削減】
・スライド枚数の目安:【例:6枚】

## 出力形式
・スライドタイトルと本文を枚数分出力する
・構成は「課題提起→現状の痛み→解決策の提示→導入実績→費用対効果→次のアクション」の流れにする
・1スライドあたり3〜5行以内におさめる
・相手目線の言葉を使い、押しつけ感のない文体にする

2つのプロンプトを見比べると、「目的」「読み手」「構成の流れ」の3か所だけが違います。社内報告は結論先出しで判断を促す構成、社外提案は課題→解決策→実績の順で信頼を積み上げる構成です。この型を覚えておくと、どんなテーマでも迷わずプロンプトを書けるようになります。

ポイント
  • 社内報告は結論から始める
    上司や役員が判断しやすいよう、1枚目に現状の要約と結論を置く構成にする。詳細は2枚目以降に続ける。
  • 社外提案は課題起点で組み立てる
    相手の課題を最初に提示し、解決策・実績の順で展開することで、押しつけ感なく導入検討を促せる。
  • 変える箇所は3か所だけ
    「目的」「読み手」「構成の流れ」を書き換えるだけで、同じプロンプト構造を社内・社外の両方に転用できる。

まとめ

今回はChatGPTを使ったプレゼン資料の作成方法について解説しました。

  • 手持ちの素材をまとめてChatGPTに渡すことで構成案を素早く作れる
  • 出力された構成は確認・修正を前提に使うと精度が上がる
  • 社内報告と社外提案でプロンプトを使い分けると効果的

プレゼン以外のAI活用方法は、議事録・会議効率化の記事も参考になります。

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この記事を書いた人

タケラボ管理人。生成AIを活用した業務効率化を研究しています。

メール作成、議事録作成、報告書作成、人事評価、1on1面談など、ビジネス現場で使えるAI活用術を実際に検証しながら発信しています。

当サイトでは、ChatGPT・Claude・Geminiなどの生成AIを活用し、すぐにコピペして使えるプロンプトやテンプレートを中心に紹介しています。

「AIを使って仕事時間を短縮する」をテーマに、忙しいビジネスパーソンや管理職の方に役立つ情報をお届けします。

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