- 議事録作るの時間かかりすぎて毎回残業してしまう…
- ChatGPTに何を入力すればいいのかわからなくて困る…
- プロンプト次第で質が全然違うらしいけど正解が知りたい…
会議が終わるたびに議事録の作成で30分以上取られてしまう、そんな状況に悩んでいる方は多いと思います。
この記事では、ChatGPTで会議の議事録をすぐに仕上げられるプロンプトをまとめています。文字起こしを貼り付けるだけで使えます。
議事録をChatGPTに任せようとして詰まる場面
プロンプトなしでChatGPTに議事録を頼むと、使いものにならない出力が返ってくることが多いです。
「要約して」だけでは議事録にならない
ChatGPTに会議の文字起こしを貼り付けて「要約してください」と送ると、それらしい文章は返ってきます。しかし出てくるのは「〇〇について話し合いが行われました」「〇〇の重要性が確認されました」といった、何が決まったのかよくわからない文章です。
議事録として機能するには、決定事項・担当者・期日の3点が明記されている必要があります。「要約して」という指示にはその条件が含まれていないため、ChatGPTはあくまで発言の流れを整理するだけになります。
たとえば会議で「来週中に田中さんが提案書を作成して共有する」という合意があったとします。この場合、「要約して」で返ってくる文章は「提案書の作成について検討されました」程度にとどまることがほとんどです。担当者も期日も抜け落ちています。
結果として、出力されたテキストを読み返し、自分の記憶を頼りに担当者と期日を書き足す作業が発生します。それは手書きで議事録を作成するのと手間がほとんど変わりません。ChatGPTを使ったのに、時間が減らないどころか「確認・修正・追記」という余計な工程が増えた、という状況に陥ります。
この失敗の原因は、ChatGPTの能力ではなく指示の設計にあります。何を出力してほしいかを具体的に伝えなければ、AIは「それらしい文章」を作ることしかできません。
毎回プロンプトに悩む根本的な原因
議事録に必要な情報とChatGPTへの伝え方がずれているのが、出力品質がバラつく主な理由です。
議事録に必要な構造をプロンプトに組み込めていない
ChatGPTに議事録を作らせるとき、「この会議の議事録をまとめてください」と伝えるだけでは、汎用的な要約しか返ってきません。ChatGPTは指示された範囲でしか動かないため、何を重視すべきかが伝わらなければ、重要な決定事項もただの発言の羅列として処理されてしまいます。
議事録として機能するには、最低限「会議の目的」「会議の種別(定例・意思決定・報告など)」「出席者」「決定事項」「アクションアイテム(担当者・期限つき)」の5つの要素が必要です。これらをプロンプトに明示しないと、ChatGPTはどの情報を優先すべきかを判断できず、読み手に伝わらない薄い要約を生成します。
毎回プロンプトに悩む根本的な原因は、この構造の抜けにあります。「何を書いてほしいか」だけでなく「どんな形式で・何を優先して・誰向けに書くか」をセットで伝えることが、再現性のある議事録生成の前提条件です。
テンプレートを使えば文字起こしを貼るだけで完成する
会議の種類と目的をプロンプトに組み込んだテンプレートを使えば、ChatGPTが議事録の構成ごと整えてくれます。
議事録プロンプトに必ず入れるべき3つの要素
プロンプトに入れる情報が不足していると、ChatGPTが出力する議事録は決定事項があいまいになったり、担当者や期日が抜け落ちたりします。安定した品質の議事録を得るには、「会議基本情報」「会議の目的」「出力フォーマット」の3点をプロンプトに明示することが必要です。
1つ目の会議基本情報とは、会議名・開催日・参加者の役職と氏名です。これがあるだけで、ChatGPTは発言者の立場を正しく認識し、誰が何を言ったかを整理しやすくなります。「田中(営業部長)」のような形式で渡すと、出力の精度が上がります。
2つ目は会議の目的です。「新製品の販売戦略を決定する」のように一文で示しておくと、議事録全体の軸がブレません。目的が明示されていないと、雑談や前置きの発言まで同じ比重で要約されてしまい、肝心の決定事項が埋もれることがあります。
3つ目は出力フォーマットの指定です。「決定事項・アクションアイテム(担当者・期日つき)・次回確認事項の順に出力してほしい」と明記すると、毎回同じ構造の議事録が得られます。フォーマットを指定しない場合、出力の形式が会議ごとにバラつき、後で読み返したときに情報が探しにくくなります。
この3点を盛り込んだプロンプトのベースが以下です。文字起こしをそのまま貼り付けるだけで使えます。
あなたはビジネス会議の議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
提供された会議の文字起こしをもとに、決定事項・担当者・期日が明確な議事録を作成する
## 入力情報
・会議名:【例:2025年6月 営業戦略会議】
・開催日:【例:2025年6月10日】
・参加者:【例:田中(営業部長)、鈴木(営業2課)、山本(マーケティング)】
・会議の目的:【例:第3四半期の新規顧客獲得施策を決定する】
・文字起こし:【ここに文字起こし全文を貼り付ける】
## 出力形式
・出力は以下の順番で構成する
・「1. 決定事項」:箇条書きで簡潔に記載
・「2. アクションアイテム」:担当者名・具体的なタスク内容・期日をセットで記載
・「3. 次回確認事項」:次の会議で確認が必要な未決事項を箇条書きで記載
・各項目は事実ベースで書き、推測や補足は加えない
・全体で400字以内に収めるアクションアイテムの欄に担当者と期日が自動で入るのは、フォーマット指定を明示しているからです。この構造を変えたい場合は「出力形式」の箇条書きを書き換えるだけで対応できます。
- 会議基本情報を明示する
会議名・開催日・参加者の役職と氏名をセットで渡すと、発言者の立場をChatGPTが正しく認識し、出力の精度が上がります。 - 会議の目的を一文で伝える
目的が明示されていると議事録全体の軸がブレず、決定事項と雑談が混在しない整理された出力になります。 - 出力フォーマットを指定する
決定事項・アクションアイテム・次回確認事項の順番を明記すると、毎回同じ構造の議事録が安定して得られます。
コピペ用プロンプトテンプレート集
会議の種類別に使えるプロンプトをそのままコピペできる形で用意しました。冒頭の会議情報を書き換えて、===以下に文字起こしやメモを貼るだけで使えます。
社内定例会議・週次ミーティング用プロンプト
週次や月次の定例会議は、進捗・課題・次回アクションの3点を漏れなく拾うのが難しく、議事録作成に時間がかかりがちです。以下のプロンプトを使えば、文字起こしを貼り付けるだけでこの3点が自動で整理されます。
プロンプト末尾の「===以下」に文字起こしテキストをそのまま貼り付けて送信してください。音声文字起こしツール(Notta・Otter・Googleドキュメントの音声入力など)の出力をそのまま使えます。
あなたはビジネス会議の議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の文字起こしテキストを読み取り、定例会議の議事録を構造化して作成する
## 入力情報
・会議名:【例:週次営業定例 / 月次部門会議】
・開催日:【例:2025年7月14日】
・参加者:【例:田中・佐藤・鈴木・山本】
・文字起こし:===以下に貼り付け
## 出力形式
・冒頭に「会議名・日時・参加者」を記載する
・「前回アクションの進捗確認」「今回の議題と議論内容」「決定事項」「課題・懸念点」「次回までのアクション(担当者・期限つき)」の5項目で整理する
・箇条書きを使い、1項目あたり3〜5行以内に収める
・発言者の固有名詞はそのまま使用する
・あいまいな発言は「要確認」と明記する
・出力は日本語で、です・ます調は使わず体言止めでまとめる
===
【ここに文字起こしテキストを貼り付ける】「担当者・期限つき」で次回アクションが出力されるよう指示しているため、そのまま社内共有できる精度になります。「要確認」の自動フラグ機能も入れているので、聞き取りが不明瞭だった箇所を見落とすリスクも減ります。
会議名や参加者の欄は毎回書き換える必要がありますが、それ以外の部分は固定で使い回せます。チームで共有して、担当者が週替わりでも同じフォーマットの議事録が出力されるようにしておくと、後からの振り返りがしやすくなります。
営業・商談後の報告用議事録プロンプト
商談が終わった後、CRMへの入力や上長への報告のために内容を整理し直す作業は、営業担当者にとって地味に時間がかかります。このプロンプトは、商談の目的・先方の反応・合意事項・次のアクションの4つを軸に整理するよう設計しており、出力をそのまま報告フォーマットやCRM入力欄に貼り付けて使えます。
あなたは営業支援の専門家です。以下の指示に従って、商談後の報告用議事録を作成してください。
# タスク
商談メモをもとに、CRM入力・上長報告に転用できる構造化された議事録を作成する
## 入力情報
・商談日時:【例:2025年7月10日 14:00〜15:00】
・訪問先企業名・担当者名:【例:株式会社〇〇 営業部 山田様】
・自社参加者:【例:営業担当 鈴木・田中】
・商談の目的:【例:新プランの提案、契約更新の確認】
・商談メモ(話した内容を箇条書きや走り書きで入力):【メモをそのまま貼り付けてください】
## 出力形式
・以下の5項目を見出しつきで出力する
1. 商談概要(日時・先方・目的を1〜2文で簡潔にまとめる)
2. 先方の反応・ニーズ(前向き・懸念・保留などを整理する)
3. 合意・確認事項(その場で決まったことを箇条書きで記載する)
4. 次のアクション(誰が・いつまでに・何をするかをToDoとして出力する)
5. 備考(特記すべき情報・競合情報・関係者情報など)
・文体はビジネス文書として読みやすい体言止め・箇条書きを基本にする
・CRMに入力しやすいよう、各項目は300字以内に収める「商談メモ」の欄には、走り書きのメモや会話の断片をそのまま貼り付けて構いません。箇条書きでも文章でも、ChatGPTが5つの項目に整理して出力します。出力後は「次のアクション」を社内のタスク管理ツールにそのままコピーするだけで、報告から進捗管理までの流れがスムーズになります。
上長への口頭報告が必要な場面では、「商談概要」と「次のアクション」の2項目だけを読み上げれば要点が伝わる構成にしているため、報告の準備に時間をかけずに済みます。
プロジェクト会議・キックオフ会議用プロンプト
複数の部門が関わる会議では、議事録に「誰が・何を・いつまでに」やるかが明記されていないと、後から認識のズレが生じやすくなります。このプロンプトは、担当者・期日・リスク事項を一覧表形式で整理した議事録を自動生成するために設計しています。
会議メモや発言録をそのまま貼り付けて使えます。部門名や担当者名が複数出てくる会議でも、アクション単位で整理されるため、出席者全員への共有がそのまま行える状態で出力されます。
あなたはプロジェクト管理と議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議メモをもとに、担当者・期日・リスク事項が一覧で確認できる議事録を作成する
## 入力情報
・会議名:【例:〇〇プロジェクト キックオフ会議】
・開催日時:【例:2025年7月10日 14:00〜15:30】
・参加者:【例:営業部・田中、開発部・佐藤、管理部・山田 他】
・会議メモ:【発言内容・決定事項・懸案事項などをそのまま貼り付け】
## 出力形式
・冒頭に「会議名/日時/参加者/目的」を記載する
・「決定事項」を箇条書きでまとめる
・「アクションアイテム一覧」を表形式で出力する(列:No. / タスク内容 / 担当者 / 担当部門 / 期日 / ステータス)
・「リスク・懸念事項」を箇条書きで整理し、各項目に対応策または確認が必要な点を付記する
・「次回会議の予定」を記載する(未定の場合は「調整中」と記載)
・全体を敬語・ですます調でまとめる
・出席者への共有メールにそのまま貼り付けられる体裁で出力するアクションアイテム一覧の「ステータス」列はデフォルトで「未着手」と入力されます。会議後に進捗が出たタイミングで「対応中」「完了」に書き換えて再共有する運用にすると、そのまま進捗管理にも使えます。リスク事項は会議中に明示されていなくても、メモ内の懸念ワードをChatGPTが拾い上げて整理するため、記録漏れの防止にも役立ちます。
実際にプロンプトを使って議事録を作る手順と出力例
テンプレートを貼り付けてから議事録が完成するまでの流れを、出力例と失敗・改善パターンつきで説明します。
文字起こしを貼り付けて議事録を出力する手順
プロンプトの冒頭に会議の基本情報と目的を入力し、区切り線(===)の下に文字起こしテキストをそのまま貼り付けてChatGPTに送ります。この構造を守ることで、ChatGPTが「どんな会議の内容を整理すればよいか」を正確に把握でき、的外れな要約を防げます。
送信するプロンプトの全体像は以下の通りです。
あなたはビジネス会議の議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
下記の会議情報と文字起こしをもとに、ビジネスで使える議事録を作成する
## 入力情報
・会議名:【例:2025年6月 月次営業会議】
・開催日時:【例:2025年6月10日 10:00〜11:30】
・参加者:【例:営業部長・田中、営業担当・佐藤、鈴木、山田】
・会議の目的:【例:5月の売上振り返りと6月の重点施策の決定】
===
【ここに文字起こしテキストをそのまま貼り付ける】
## 出力形式
・構成:開催概要/議題と討議内容/決定事項/TODO(担当者・期限付き)
・箇条書きを中心に、読みやすく整理する
・発言の重複や言い淀みは除去し、意味が通る日本語に整える
・TODO は「担当者:〇〇/期限:〇月〇日」の形式で記載する実際の操作は3ステップで完結します。まず、上記プロンプトをChatGPTの入力欄にコピーし、冒頭の【会議名】【開催日時】【参加者】【会議の目的】の4項目を自分の会議情報に書き換えます。次に、===の下にある「ここに文字起こしテキストをそのまま貼り付ける」の部分を削除し、Zoomや録音ツールから書き出した文字起こし全文をそのまま貼り付けます。最後に送信ボタンを押すだけで、構造化された議事録が出力されます。
文字起こしが長くても、ChatGPTは一度に数千〜数万字まで処理できます。ただし、無料版(GPT-3.5)は長文での精度が落ちる場合があるため、1時間を超える会議の文字起こしを扱う場合はGPT-4o以上の利用を推奨します。
よくある失敗出力とその改善パターン
ChatGPTで議事録を出力したとき、「なんとなく形にはなっているけれど使えない」と感じる場合、たいていはプロンプトの書き方に原因があります。よくある失敗パターンとその修正方法を対比形式で確認しておきましょう。
まず多いのが、担当者名が省略されるケースです。「田中さんが対応する」「営業部が確認する」といった発言がテキストに含まれていても、出力された議事録のアクション項目が「担当:未定」や空欄になってしまうことがあります。これはプロンプトに担当者の扱いを明示していないことが原因です。
改善するには、出力形式の指示に以下のような一文を加えます。
あなたは議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の文字起こしテキストから、アクション項目一覧を作成する
## 入力情報
・文字起こしテキスト:【テキストをここに貼る】
## 出力形式
・アクション項目は「内容 / 担当者名 / 期限」の3列で出力する
・担当者名が発言中に明示されていない場合は「(要確認)」と記載する
・担当者を省略・まとめて表記しない次によくある失敗が、決定事項と議論中の事項が混在するパターンです。「〜にすることになりました」という発言と「〜はどうでしょうか」という検討中の発言が、同じ「決定事項」として出力されてしまうことがあります。会議後に読み返したとき、何が決まって何が未決なのかが判断できなくなるため、実務上の影響が大きい失敗です。
この場合は、出力形式でカテゴリを明確に分けるよう指示します。
あなたは議事録作成のプロです。以下の指示に従って出力してください。
# タスク
会議の文字起こしテキストを構造化し、議事録として整理する
## 入力情報
・文字起こしテキスト:【テキストをここに貼る】
## 出力形式
・以下の4項目に分けて出力する
1. 決定事項(その場で合意が取れたもの)
2. 継続検討事項(結論が出ていないもの)
3. アクション項目(担当者 / 期限を明記)
4. 次回確認事項
・「決定したかどうか不明な発言」は継続検討事項に分類する
・決定事項と継続検討事項を混在させないプロンプトへの追記量はわずかですが、出力の精度は大きく変わります。「なぜ使えない議事録になるのか」がわかれば、修正すべき箇所もすぐに特定できます。失敗パターンを起点にプロンプトを調整する習慣をつけておくと、再現性のある議事録作成フローが整います。
改善後の完成議事録サンプル
前のセクションで紹介したプロンプトテンプレートをそのまま使ったとき、実際にどのような議事録が出力されるかを以下に掲載します。決定事項・アクションアイテム・担当者・期日がすべて揃った状態で出力されるため、手直しをほとんどせずに共有できます。
以下は「新製品の販売戦略を検討する社内会議」を題材にした出力例です。会議メモの質がある程度低くても、この形式に整理して出力されます。
議事録
会議名:2025年度 新製品販売戦略検討会議
日時:2025年6月18日(水)14:00〜15:30
場所:第2会議室
出席者:田中部長、鈴木課長、佐藤(営業1課)、山田(マーケティング部)、中村(商品企画部)
欠席者:伊藤(営業2課)※資料共有済み
議事録作成者:佐藤
【会議の目的】
2025年10月に予定している新製品ラインの市場投入に向けて、販売戦略の方向性と各部門の役割分担を確認する。
【決定事項】
1. ターゲット顧客層を30〜40代の法人購買担当者に絞り込む
2. 初期販売エリアは首都圏・関西圏の2拠点とし、3ヶ月後に全国展開を判断する
3. 製品価格帯は競合他社比105〜110%の設定とし、品質訴求を前面に出す方針とする
4. 販売開始前に社内向け製品研修を全営業員対象に実施する
【アクションアイテム】
| No. | タスク | 担当者 | 期日 |
|—–|——–|——–|——|
| 1 | ターゲット顧客リストの作成(首都圏・関西圏 各200社) | 佐藤(営業1課) | 2025年7月4日 |
| 2 | 競合製品の価格・機能比較表の作成 | 山田(マーケティング部) | 2025年6月27日 |
| 3 | 製品研修カリキュラムの草案作成 | 中村(商品企画部) | 2025年7月11日 |
| 4 | 全国展開判断に向けたKPI設定と評価シート作成 | 鈴木課長 | 2025年7月4日 |
| 5 | 欠席者(伊藤)への資料送付と内容共有 | 佐藤(営業1課) | 2025年6月19日 |
【議論の要点】
価格設定について:山田より「競合比105%超の価格設定はリスクが高い」との懸念が示された。田中部長より「品質の違いを数値で示せれば価格差は正当化できる」との方針が示され、比較資料の整備を山田が担当することとなった。
展開エリアについて:当初3拠点(名古屋を含む)の案もあったが、初動の管理精度を優先し2拠点に絞る判断となった。名古屋エリアへの展開は全国展開のタイミングに合わせて検討する。
研修実施時期について:製品研修は販売開始の4週間前(9月上旬)を目安とする。中村が草案を作成後、鈴木課長が最終確認を行う。
【次回会議の予定】
日時:2025年7月16日(水)14:00〜
議題:アクションアイテム進捗確認・研修カリキュラム承認
出力された議事録は、決定事項が番号つきで整理されており、アクションアイテムは担当者・期日つきの表形式になっています。会議後にそのままメール本文に貼り付けて送れる状態です。
「議論の要点」のセクションは、会議メモに記録されていた発言の背景や経緯を要約したものです。単純な決定事項の列挙にとどまらず、なぜその結論になったかが残るため、欠席者や後日読み返す人にとっても内容を理解しやすい構成になっています。
- 決定事項は番号で明示する
「〜になりました」という曖昧な表現を避け、何が正式に決まったかを番号つきで列挙すると、後から確認する際の検索性が上がります。 - アクションアイテムは必ず担当者と期日をセットにする
タスク名だけでは誰がいつまでにやるかが不明確になります。ChatGPTはメモに担当者名と期日が含まれていれば自動で表形
まとめと議事録以外のAI会議効率化への応用
今回紹介したプロンプトをベースに、会議前の準備や報告メール作成にもChatGPTを広げていく方法をまとめます。
この記事で紹介したプロンプトの使い方まとめ
この記事では、ChatGPTを使って会議の議事録を作成するためのプロンプトを、目的別に紹介しました。最後に、実際に使うときの手順を3点に整理しておきます。
まず、テンプレートの選び方です。会議の種類(定例会・プロジェクト会議・営業報告など)と、議事録に求めるアウトプットの形式(箇条書き・要約・アクション管理)を確認してから、対応するプロンプトを選んでください。目的が合っていないプロンプトを使うと、出力の精度が下がります。
次に、会議情報の書き換え方です。プロンプト内の【会議名】【参加者】【日時】【議題】などの変数を、自分の会議の情報に置き換えてからChatGPTに貼り付けてください。変数を埋めるだけで使えるようにテンプレートを設計しているので、文章を一から考える必要はありません。
最後に、文字起こしの貼り付け手順です。録音データをテキスト化したものがある場合は、プロンプトの末尾に「以下が会議の文字起こしです」と一言添えてから貼り付けると、ChatGPTが文字起こし部分を正確に認識します。文字起こしが長い場合は、発言者名と発言内容を区別した形式で整えておくと、より精度の高い議事録が得られます。
議事録の作成に慣れてきたら、会議の前後で使えるAI活用にも目を向けてみてください。会議前のアジェンダをChatGPTで作る方法、議事録をもとに報告メールを自動生成する方法については、それぞれ別の記事で詳しく解説しています。また、会議効率化にとどまらずChatGPTを幅広い業務に活かしたい方には、ChatGPT業務効率化の全体像をまとめた記事も参考になります。
まとめ
今回はChatGPTで議事録を作成するためのプロンプトの作り方と、会議の種類別テンプレートを解説しました。
- 「要約して」だけでは議事録にならず、構造を指定するプロンプトが必要
- 定例・商談・プロジェクト会議など用途別にプロンプトを使い分ける
- 失敗出力のパターンと改善方法も確認しておくと精度が上がる
プロンプトの基本的な書き方は「ChatGPTプロンプトの作り方」の記事もあわせてご覧ください。




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