この記事は「サラリーマンが知っておきたい4種類の稼ぎ方!キャッシュフロークワドラントとは?」の続きとなっています。
この記事では私たちサラリーマンがキャッシュフロークワドラントをどのように活用すれば幸せに近づくのか紹介しています。
今回の内容を軸に働き方を見直すことで、サラリーマンでありながら時間とお金、さらに精神面にも余裕がでてきます。
サラリーマンが辛い!今の現状を変えたい!と思う方は是非ご覧ください。
コンテンツ
サラリーマンが目指す最高の働き方
まず前提として、この記事は大金持ちを目指すものではありません。
サラリーマンでいながらお金と自由な時間を確保して幸せに暮らすことを目標にしています。
目標金額は月収70万円
まず私が皆さんにお伝えしたいのは、「月収70万円を目指しましょう!」です。
理由としては別記事「年収はいくらあれば幸せ?研究結果でわかったお金と幸せの関係とは?」で詳しく紹介していますが、日本人がお金で幸せになれるピークの年収は約700~800万円です。
ただ気を付けなければいけないのが、残業や休日出勤などで時間を削りながら年収800万円いっても幸せにはなりません。
あくまで、自由な時間を確保できる環境で目指す必要があります。
またここでいう年収とは世帯年収なので共働きで600万円ほどあれば残り200万円ほど頑張るといった感じです。
私の場合は嫁が専業主婦なので一人で悪戦苦闘してますが(^^;)
「どうせ頑張るなら月100万円!」や「年収1,000万!」といった大きな目標も大切ですが、まずは着実に月収70万円を目指しましょう!
収入の柱を3本持つ
月収70万円を目指すにあたって収入源は最終的に3つは持ちましょう!
どのような収入源を持てば良いかは後ほど説明しますが、たとえ1つの仕事で月収70万円をクリアしてもそれが倒れればお終いなので不安からは解放されません。
リスク分散の面からも1つで大きな成果を目指すのではなく、少しずつでも稼げる柱を3つ作る方がどれかが倒れても大丈夫なので精神的に安定します。
こんなことを言うと「ただでさえ忙しくて時間がないのに収入源を3つなんて持てるか!」という声が聞こえてきそうですね(^^;)
そこで活躍するのがキャッシュフロークワドラントです。
サラリーマンの思考に捉われず他のクワドラントの考え方を取り入れることで使える時間は自然と増えてきます。
サラリーマン思考に縛られない
前回の記事でも紹介しましたが、それぞれクワドラントによって稼ぎ方も考え方も大きく違います。
サラリーマンをしていると「○○は社会人の常識だ!」とか「無駄な仕事なんてない!」とかあなたも散々言われてきたかと思います。
しかしこうした内容はあくまでもEmployeeに所属する人たちの常識にすぎません。
サラリーマンでありながら他のクワドラントの考え方を吸収することで、サラリーマンとしての働き方も大きく変わります。
私の場合は副業をはじめて他のクワドラントの考えに触れてから、サラリーマン一本で稼いでいた時よりも働いている時間は減っています。
※マインド(思考)については別記事でまた詳しく紹介できればと思います。
以上3つのポイントを取り入れることでサラリーマンをしながら幸せを感じて安定も維持することができます。
ではこれら3点を踏まえて、キャッシュフロークワドラントをどのように活用していくか見ていきましょう!
キャッシュフロークワドラントの活用法
複数のクワドラントへ少しずつ所属する
先ほどお伝えしたように、最終的には3つの収入源を目指します。
そして3つの収入源のクワドラントはそれぞれ違うものを選びましょう!
私がお勧めするクワドラントは次の3つです。
お勧めするクワドラント
- Employee(従業員)
- Business Owner(ビジネスオーナー)
- Investor(投資家)
「ビジネスオーナーや投資家なんて目指す気ないよ!」と聞こえてきそうですが、あくまでも少しずつ所属するという意味です。
私を例にすると次のようになります。
- E:サラリーマン
- B:アフィリエイトの外注化で仕組みづくり
- I:投資信託
あくまでもこのブログで目指すのは個人が月収70万円を安定的に得ることです。
「ビジネスオーナー=大きな会社を立ち上げる」という考えではなく、自分の時間を最小限に抑えてお金が入る仕組みを作ります。
そして投資家ときくと大きな金額を投資するイメージがあるかもしれませんが、安全性の高い投資信託などから始めます。
投資としては利回りは低いですが上手くいけば年5%を狙えますし、NISAなどは節税対策にもなるので得たお金を守りながら増やすことができます。
また、私が大切にしている思考はビジネスオーナーに多い「最小限の努力で最大限の結果を出す」です。
「結果を出すにはとにかく頑張る!」といったサラリーマン思考や「なんでも自分でやらないと気が済まない!」といった自営業者の思考ではいくら時間があっても足りません。
ここら辺は別記事で紹介しようと思いますが、皮肉なもんでサラリーマン思考を捨てるとサラリーマン業も捗ります。
順番に一つずつクリアする
お勧めの3つの柱は従業員、ビジネスオーナー、投資家だとお伝えしましたが、従業員しか経験したことがない人がいきなりビジネスオーナーに移ろうとしても上手くいきません。
一般的にキャッシュフロークワドラントの攻略法として、E(従業員)⇒S(自営業者)⇒B(ビジネスオーナー)⇒I(投資家)が良いと言われています。
ビジネスオーナーとして仕組みを作ろうにも、自分でお金を生みだす方法がわかならければ稼げる仕組みは作れません。
そのため、まずは自営業者として自分で稼ぐ力を身に着ける必要があります。
またサラリーマンがいきなり投資家になろう!と思っても、元手が少なすぎて大きく稼ぐことはできません。
ビジネスオーナーでたんまりお金を稼いでから投資をした方が当然リターンが大きくなります。
しかし、これはあくまでも大きく稼ぐ場合の流れです。
私たちサラリーマンが最初に手を出す投資はハイリスク・ハイリターンのものではなく、投資信託のようなローリスク・ローリターンのものです。
ですので私がお勧めする流れは「E⇒S⇒B」と「E⇒I」を同時に行います。
副収入は権利収入になるものを選ぶ
たまにサラリーマン+副業で、休日にアルバイトをしています!という話を聞くことがあります。
しかしアルバイトはサラリーマンと同じくEmployeeなので、結局は自分の時間を売りつづけないと収入が入ってきません。
また、副業でライターをやってますというような話も聞きます。
ライターとは企業や個人から「一文字〇円で○○について書いてください。」とお願いされて記事を書くようなお仕事で、個人でやっている場合は自営業者に分類されます。
自分のスキルが上がれば短時間でお金を稼ぐことができるのですが、結局は新たに収入を得る度に自分の時間を割かなければいけません。
最近プログラミングや動画編集などのスキルを身に着ける人が増えていますが、これらも結局は自分の時間を割いて稼ぐことになります。
そこで副業としてお勧めするのは権利収入になるものです。
権利収入とは労働に対して一時的に支払われるお金ではなく、継続的にお金が発生する収入源です。
例えば私が副業でやっているアフィリエイトという仕事は、サイトに訪れた人に対して商品を紹介し、それが売れれば報酬の一部が私に入ってきます。
サイトを作るときは私の時間を売っているのですが、その後はサイトが訪問者に対して自動的に営業をかけてくれるので継続的にお金が入ってきます。
私が日中サラリーマンで働いている間も、夜寝ている間も、休日に遊びにでかけている間もサイトが私の代わりに営業をかけて稼いでくれます。
権利収入の例としては、アフィリエイトやブログ、Youtube、本の印税、不動産投資などが挙げられます。
私がやっているからという理由ではなく、アフィリエイトやブログの場合は初期費用もほとんどかからずリスクもないのでお勧めです。
サラリーマンにも最高の働き方はある!
大金持ちになって自由な時間がたんまり!を目指すなら、ロバート・キヨサキ氏がいうようにサラリーマンを辞めてビジネスオーナーやバリバリの投資家になる必要があるでしょう。
しかしキャッシュフロークワドラントは幸せになる法則ではなくて、あくまでもお金と時間を最大限に得るための法則です。
ただ、キャッシュフロークワドラントで分類されるEmployee以外の価値観や思考、稼ぎ方を活用することで、私たちサラリーマンが生きやすい環境になります。
きっとこの記事をご覧の方の中にも「サラリーマンが辛くてたまらない。」、「なんでこんなに理不尽なことばかりなんだ?」、「もうここから抜け出せないのか?」と心底苦しんでいる人は少なくないと思います。
私は転職を2度していますが、1社目では心身ともに追い詰められて1年半の休職経験があります。
2社目でも専務の執拗なまでのパワハラに合って退職に追い込まれた過去があるのでサラリーマンの辛さは痛いほどわかっています。
自信も何もかも失っていた私ですら「現状から抜け出したい」という思いから行動し、今ではサラリーマンをしながらでも楽しい生活を送ることができています。
このブログを通してあなたのサラリーマン人生が豊かなものになれば本当に嬉しいです。
サラリーマンにも最高の働き方はあります!
一緒に頑張っていきましょう!