今回はバルセロナ大学の研究でわかった「頭を良くする方法」についてご紹介します!
とくに、自信がなくて頭が良くなりたい社会人にオススメの方法となっています。
研究内容もとてもユニークなので楽しみながらご覧ください♪
頭が良くなりたい社会人に知ってもらいたい認知能力を上げる方法とは?
「目標達成したければ、その目標を叶えれている人の真似をしなさい」というのはよく聞く話です。
そこで、「頭の良い人になりきったら認知能力(理解力や判断力、問題解決能力など)も上がるんじゃね?」ということでバルセロナ大学がVR(ヴァーチャルリアリティ)を使ったおもしろい研究をしました。
補足
ちなみにVRとは大きなゴーグルのようなものを付けて、そこに映像を流すことであたかもそこにいるように感じる映像技術のことです。
では今回の研究でわかった「頭を良くする方法」についてみていきましょう!
<研究内容>
まずは30人の若者を対象に実験前と実験後に次ののことを調べました。
- 現在の認知能力
- 自尊心の状態(自信をもっているか)
- 老人に対する偏見
そして15人の若者にはVRを使って世紀の大天才と呼ばれたアインシュタインになりきってもらいました。
そして後の15人の若者には一般の中年男性を疑似体験してもらいました。
この状態で30分間自由に行動してもらいます。
<研究結果>
30分後に認知能力を調べると「アインシュタインになりきった人の内、自尊心が低かった人の認知能力が上がった」という結果がでました!
逆に中年男性を演じていたグループと、アインシュタインになりきった人のなかでも自尊心がもともと高かった人の認知能力はほとんど変化しなかったそうです。
このことから、「自信がなかった人は社会的に認められた人になりきることで、自尊心が高まり、脳のパフォーマンスが上がった」ということがわかります。
さらにアインシュタインを体験した方のグループは老人に対する偏見も体験前に比べて変わりました。
「老人は注意力が低い」とか「老人は頭の回転が鈍い」などといった悪い思い込みが、アインシュタインという偉大な老人を疑似体験することで考え方が変わったということです。
ちなみに、偏見については「白人に黒人の体験をしてもらうことで黒人への考え方が変わった」という研究結果もあります。
自信がない人は思い込みで頭が良くなることが証明された
認知能力に話を戻しますが、この研究では思い込みの力だけで頭が良くなるということが科学的に証明されたということです。
もしあなたが今自信がなくて「頭が良くなったら良いのになぁ」と思っているのであれば、頭の良い人になりきってみてください。
目標としている人がいないなら「頭が良くなった将来の自分」になりきるのも有効です。
- 「こんな時にこういう発言をするだろうなぁ」
- 「こんな時はこういう行動をするだろうなぁ」
- 「こんな人はこういう持ち物を身に着けているだろうなぁ」など
この方法は答えが決まっている勉強をする学生よりも、いろんな状況に対応しなければいけない社会人に効果的だと考えられています。
今すぐに始められる方法なので試してみてください♪
今回ご紹介した方法は、本体脳が持っているパフォーマンスを引き出すテクニックです。
もっと根本的に脳の機能を高めたい場合は次の記事もご覧ください。