今回は早起きについておもしろい研究があったのでご紹介します!
昔から早起きは三文の徳というように、あなたも「早起きすると良いですよー」と散々きいてきたと思います。
この記事をご覧になっている方の中にも早起きを習慣にしている人がいるかもしれません。
人によって目的は違うかもしれませんが、脳の働きが良くなるからという理由で早起きをしている人が多いのではないでしょうか?
朝は脳のゴールデンタイムといわれるほど脳が整理されていて、集中力や記憶力、作業効率などが上がるといわれています。
そして、もう一つ脳の働きを活性化させる方法として運動が良いともよく言われています。
ここで、「早起きだけで頭ってよくなるのか?運動もした方がよくなるんじゃね?」ということでマギル大学が面白い研究をしました。
毎朝たった15分で頭が良くなる方法
もう結論から言ってしまいますが、マギル大学の研究により「朝起きたら15分の有酸素運動をした方が頭が良くなる!」という結果がでました。
「ふーん」と思って読むのをやめないでくださいね(^^;)
この研究では他にも面白いことが色々わかったんです。
では、まずはマギル大学の研究内容を簡単にご説明します。
研究内容
今回マギル大学では2グループにわけて、どちらの方が脳の働きがよくなったのかを調べる実験をしました。
- 早起きだけをして特に何もしないグループ
- 起床後すぐに15分間エアロバイクで有酸素運動をおこなうグループ
そして、それぞれの脳の活性レベルがどれくらい違うのかを次の間隔で調べました。
- 30分後
- 60分後
- 90分後
- 8時間後
- 24時間後
脳の活性化レベルを調べるために使ったのは、テトリスのようなパズルゲームです。
このゲームを上で書いた間隔で両グループにしてもらい、脳の活性化レベルを計っていきました。
結果、エアロバイクで運動をした方のグループは脳が活性化していなかったんです…。
「え?ダメじゃん!」
って思われたかもしれませんが、ここからがおもしろいんです!
両グループのゲームの成績はほぼ同じくらい。
脳が活性化していないにも関わらず、活性化しているグループと同程度の結果を出したんです!
つまり、運動したグループは脳が省エネ化して、普段よりも脳の負担を抑えながら活動できるようになったんです。
この効果の持続時間を測ったところ、8時間後には普段のレベルに戻っていたそうです。
ここからがまたおもしろいんです!
8時間で研究は終わらず、24時間後にも昨日と同じゲームを両グループにやってもらいました。
すると昨日運動をしたグループの方がゲームの成績が高かったんです!
研究者の見解は次のようになっています。
睡眠中に記憶の再編成が行われるのは有名な話ですが、日中に脳が効率化されていたグループは睡眠中の脳の整理がスムーズになった。
そのため昨日おこなったことをもう一方のグループよりも記憶が定着して高い成績をだすことができた。
研究でわかったこと
この研究からわかったことは起床後15分間の有酸素運動をすると、脳の負担を抑えながら普段の作業ができる。
そして脳の負担を抑えることによって、他のことに脳を使えるようになる。
つまり、早起きするだけじゃなくて朝に運動もすると頭が良くなるサイクルを作ることができます。
普段よりも無理なく作業が捗って、記憶力も上がって、疲れも減る。
そして新しいことにもチャレンジする余裕ができる。
これを繰り返していけば頭は良くなるよねーって話です。
頭を良くする方法を試してみた
私は副業でアフィリエイトをやっています。
いいわけですが、本業が終わってからの副業ってかなりキツイんです。
気を抜くと寝てしまいます。(^^;)
この研究結果を知ってからは、毎朝エアロバイクを5分だけ漕ぐ習慣をつけました。(15分やれよ!)
これだけでも本当に効果抜群です!
これまで一日中仕事に追われていたのが、今では午前中は自分の時間を確保しています。
営業部門でもないのに「将来の会社のために!」という名目でマーケティングやネット関係のインプットとアウトプットを繰り返しています。
しかも私の場合は、始業開始5分前出社~定時退社を貫いていますので、残業して日中の仕事を終わらせてるわけではありません。
これまでは「朝から運動なんてしたら一日中疲れて仕事にならない!」と思っていましたが、今では「朝に運動しないと仕事にならない!」に変わりました。
今回ご紹介した方法はマギル大学の科学的研究をもとにした方法です。
再現性の高い「頭を良くする方法」なのでぜひとも試してみてください♪