アドレナリンとは簡単にいうと何

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アドレナリンとは簡単にいうと何?ノルアドレナリンとの違いは?

この記事をご覧の方の中には、アドレナリンを辞書やネットで調べたけど専門用語が並んでいてよくわからない。

アドレナリンとノルアドレナリンの効果はなんとなくわかったけど違いがよくわからないという方もいるかと思います。

 

この記事ではアドレナリンの作用やノルアドレナリンとの違い、活用法などを簡単にわかりやすく解説していきます。

読み終える頃にはアドレナリンの効果や注意点、活用法まで理解できますよ。


アドレナリンとは簡単に言うと何?

アドレナリンは別名「闘争と逃走のホルモン」と呼ばれており、恐怖や不安を感じたときに、交感神経からの指令を受けて分泌されるホルモンです。

まずはアドレナリンが分泌されるとどのような作用があるのかを見ていきましょう!

 

アドレナリンの作用

アドレナリンの作用

先ほど紹介したようにアドレナリンは別名「闘争と逃走のホルモン」と呼ばれています。

 

例えば、街中で怖い人に絡まれたりするとアドレナリンが分泌されます。

アドレナリンが分泌されると目の前の危機を乗り越えるために、心拍数や血圧が高まり、筋肉に血液がいきわたって体のパフォーマンスが高まります

さらに覚醒作用によって頭がスッキリとして集中力や注意力も高まります

このようにアドレナリンが分泌されると目の前の恐怖や不安に対して、身体と脳が臨戦状態に入ります。

 

別記事「ノルアドレナリンとは簡単にいうと何?」をご覧になられた方からすると、「ノルアドレナリンと何が違うの?」と思われたかもしれません。

名前も似ているし、両方とも「闘争と逃走のホルモン」と呼ばれています。

ただ、まったく同じかというとそうではありません。

次にアドレナリンとノルアドレナリンの違いを見ていきましょう!

 

アドレナリンとノルアドレナリンの違い

アドレナリンとノルアドレナリンの違い

アドレナリンとノルアドレナリンの作用はほとんど同じで、生成過程も「ドーパミン⇒ノルアドレナリン⇒アドレナリン」という順番になっています。

つまりアドレナリンはノルアドレナリンんからできています

また、アドレナリンとノルアドレナリンを受け取る「受容体」と呼ばれる物も、両方とも脳内にも全身にも存在しています。

 

ここまでそっくりな2つの物質ですが、ノルアドレナリンの受容体は脳に多く、アドレナリンの受容体は全身に多いという違いがあります。

 

そのため、ノルアドレナリンは集中力や注意力といった脳機能に作用する割合が高く、アドレナリンは心臓や筋肉といった身体に作用する割合が高いという特徴があります。

 

他にも細かいことをいうと、ノルアドレナリンは副腎以外にも交感神経からも分泌されますが、アドレナリンは副腎からしか分泌されないなどの違いもあります。

ノルアドレナリンは神経伝達物質としての働きが多いけど、アドレナリンはホルモンとしての働きが多いなどの違いもあります。

ただ、こうした細かいことをいうとキリがないので、次のポイントだけ覚えておけば大丈夫です。

ポイント

  • アドレナリンとノルアドレナリンの作用はほぼ同じ。
  • どちらかといえばアドレナリンは身体機能を高める。
  • どちらかといえばノルアドレナリンは脳機能を高める。

 

アドレナリンの活用法

アドレナリンの活用法

スポーツの現場などでアドレナリンを上手く活用すると身体能力を高めることができます。

 

試合前にチームで肩を組み「勝つぞ!オー!」と大きな声を出している場面をよくみかめます。

これは気合を入れるためだと思っている方が多いと思いますが、実は大きな声にはアドレナリンを分泌させる働きがあります。

 

私も学生時代から空手を続けていますが、相手に打撃を入れるときには「セイッ!」と大きな声を出します。

大きな声を出すことでアドレナリンが分泌され、集中力や注意力、身体機能が高まります。

さらにアドレナリンには鎮痛作用もあるので、相手の攻撃を受けても痛みをあまり感じなくなります。

 

注意点としては、アドレナリンによる身体機能と脳機能のアップは短時間しか持たないということです。

どれだけ長くても30分ほどが限界なので、ここぞというときに活用してみてください。

 

アドレナリンが過剰分泌した時の対処法

アドレナリンが過剰分泌した時の対処法

アドレナリンは適度に分泌されると一時的に身体機能と脳機能を高めてくれる強い味方です。

しかし過剰に分泌されると心臓がバクバクして過緊張の状態になることがあります。

こうなると、集中するどころか頭は真っ白になり、身体もガチガチになって逆効果です。

 

そこで手っ取り早くアドレナリンの過剰分泌を抑えてくれるのが「深呼吸」です。

ただし、深呼吸はやり方を間違うと過呼吸になってしまい余計に状態が悪くなるので、次のポイントに注意して行うようにしましょう。

ポイント

  • 真っすぐな姿勢で立つ
  • 鼻から息を吸って、鼻から吐く
  • 5秒かけて吸って、10秒かけてゆっくりと吐く
  • 息をしっかりと吐き切る

 

まとめ

今回はアドレナリンの作用や活用法、ノルアドレナリンとの違いなどを中心に解説してきました。

アドレナリンの主な作用は次の2つです。

アドレナリンの作用

  • 一時的に身体機能が高まる
  • 集中力や注意力といった脳機能が高まる

ノルアドレナリンもほぼ同じ作用ですが、アドレナリンは主に身体機能ノルアドレナリンは主に脳機能を高めるとった違いがあります。

ノルアドレナリンについては「ノルアドレナリンとは簡単にいうと何?活用法までわかりやすく解説!」で紹介しているので、よければご覧ください。

他にもドーパミンやセロトニン、メラトニンなど私たちの生活を豊かにしてくれる神経伝達物質があります。

そちらについても別記事でまとめていますので合わせてご覧ください。

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